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株主の皆さまへ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 2024年度の上期業績は、受注残が高水準だった前年同期から減収減益となったものの、第2四半期(7~9月)期間からは増益に転じ、事業環境の緩やかな回復基調が下期にかけて継続する見通しです。
 同時に、構造改革プログラムが順調に進捗しており、制御機器事業を中心とした売上総利益率の改善や固定費効率化の効果も出てまいります。そのため、2024年度の通期の業績は、利益を上方修正し、大幅な増益を見通しています。
 今後も、経営体制の強化と収益の安定化に向け、全社一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き、株主の皆さまの温かいご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

代表取締役社長 CEO辻永 順太

2024年度の業績予想

売上高8,050 億円 前期比1.7%減、営業利益520 億円 前期比51.4%増、当社株主に帰属する当期純利益110 億円 前期比35.7%増

2024年度上期決算説明会動画

配当金推移 FY24(計画)中間52円 期末(予想)52円

今後の業績展望

構造改革期間が終了する2025年度には、営業利益を700億円程度まで回復させます。
2026年度以降は、成長による収益拡大を目指すフェーズに入り、2026年度には営業利益を900億円程度まで拡大。
それ以降もオムロンはさらなる成長をめざします。

2023年度343 億円 2024年度520億円24年度見通し(成長による収益拡大→)2025年度700億円程度(経営施策による収益性向上→) 2026年度営業利益900億円程度

将来の成長への3つのポイント

  • 構造改革への取り組み

    2024年4月から2025年9月末までを実行期間とした構造改革プログラム「NEXT2025」においては、収益を伴った持続的な売上成長を確かなものとし、持続的な企業価値向上を実現するために、2つの経営課題に取り組み、5つの経営施策を実行しています。

    【NEXT2025の2つの経営課題】①制御機器事業の早急な立て直し②収益・成長基盤の再構築

    2024年4月から2025年9月末までを実行期間とした構造改革プログラム「NEXT2025」においては、収益を伴った持続的な売上成長を確かなものとし、持続的な企業価値向上を実現するために、2つの経営課題に取り組み、5つの経営施策を実行しています。

    ↓

    取り組みの進捗

    24年4月からスタートした構造改革において、5つの経営施策は計画通りに進捗しています。

    • ・制御機器事業の再成長に向けた取り組み⇒変革プラン立案を完了。10個のタスクフォースを開始。
    • ・ポートフォリオの最適化⇒各事業の評価を行い、具体的な実行フェーズへ移行。
    • ・人員数・能力の最適化⇒国内外ともに計画を完遂できる見込み。
    • ・固定費生産性の向上⇒24年度の固定費削減目標に対し、計画通りに進捗。
    • ・顧客起点マネジメントシステムの導入・運用⇒顧客起点での思考・行動を体現するためのKPIを全部門で設定し運用中。
    2つの経営課題の解決に取り組む
  • 制御機器事業の再成長

    「NEXT 2025」を通じた事業基盤の強化

    制御機器事業(IAB)では、IABのビジョンステイトメント「オートメーションで人、産業、地球の豊かな未来を創造する」の実現に向けて構造改革プログラム「NEXT 2025」を通じた事業基盤(顧客基盤/業務オペレーション)の強化に取り組んでいます。
    具体的には、CEO直下の全社プロジェクトとして10個のタスクフォースを立上げ、「商品・技術戦略」「商品ポートフォリオ」「欧州・北米成長戦略」「顧客基盤の強化・再構築」「SCM再構築」などの成長テーマです。
    いずれのテーマにおいても、グループのリソースを結集し、全社一丸となって完遂することで、25年度の売上拡大、そして、26年度に売上4,000億円、開発費を製造業最高水準の7%にした上でも、500億円以上の営業利益を稼ぐ状態を目指しています。

    IAB再成長に向けたプロジェクト

    将来の新しいカタチのオートメーションを追求し、豊かな医食住を支える産業の持続的な発展と、
    人・地球の豊かさが両立した未来の社会を創造する制御機器事業の目指す姿はこちら

  • 新規事業への取り組み

    データソリューション事業本部(DSB)のミッションは、「モノの枠を超えるビジネスへ。オムロンを変革し、真の顧客価値を創出する」です。オムロングループ全体をモノづくりからデータを活用したソリューションビジネスへ進化させます。デジタル機器の普及や多様化により、個人や企業が保有するデータを活用し、ビジネス成果創出につなげるデータドリブンカンパニーやデータドリブンサービスが業界を問わず急増しています。
    DSBの成長ドライバーは3つです。1つ目は「JMDC社の成長加速」、2つ目は「ヘルスケア領域でのデータソリューション事業の創出」、3つ目は「ヘルスケア領域以外でのデータソリューション事業の創出」です。

    対談動画 オムロン × JMDC 進化に向けて

    オムロン株式会社 執行役員常務 データソリューション事業本部長 兼イノベーション推進本部長 石原 英貴 x 株式会社JMDC 代表取締役社長 兼 CEO 野口 亮
    事業成長のイメージ・データソリューション事業売上高

オムロンの最新トピックス

株主アンケートの結果報告

2024年12月の株主通信にて実施しました「株主アンケート」におきまして、1,262名の株主さまからご回答をいただきました。多くのご意見、ご感想をいただきありがとうございました。下記のとおり、アンケートの結果を一部ご紹介いたします。
頂戴した株主さまの貴重なご意見・ご要望は、今後のIR活動の参考にさせていただきます。なお、今後も株主さまとのより良いコミュニケーションの実現を目指し、定期的にアンケートを実施していきたいと考えておりますので、引き続きご協力のほどよろしくお願い申しあげます。

今後の株主通信について

今後の情報提供の形態

株主アンケート円グラフ
紙面とWEBがよい(今回同様)・紙面とWEBを上手く使い分けできている・ポイントを紙面で確認し、詳しい情報は時間ができたときにWEBで確認できるのでSDGsに貢献できていると思う・他社の株主通信と違いがあり印象に残った WEBのみでよい ・経費削減や環境配慮の観点から紙面での配布は廃止しても良いと思った・内容的にWEBで十分だと感じる 紙のみでよい ・書き込みしたいので紙をなくさないで欲しい・スマートフォンやPCを持っていないので情報を得にくい

今後期待する記事

今後期待する記事 業績見通しについての説明 株主還元の情報
                中期経営計画等、 成長戦略についての説明 業績に関する説明 事業内容や特徴 製品・サービス・技術に関する情報 株主アンケート結果 ESG・SDGsへの取組み その他
今回の株主通信は、株主の皆さま向けの様々な情報をサマリー版として株主の皆さまにお届けし、WEBサイトにてより詳しく紹介しました。
この取り組みに対して、『情報が充実している』や『環境に配慮している』といった共感の声をいただきました。一方で、『紙面の方が見やすい』というご意見もいただきました。今後も皆さまのご意見をもとに、ご要望に応じた情報提供を行ってまいります。

株主通信に関するご意見、ご質問

今後、株主向けの会社説明会やIR説明会を実施して欲しい。また事業所の見学や工場を見学してみたい。
株主の皆さまへは今後も株主通信やWebサイトなどのコンテンツを通じて情報提供を進めてまいります。また、個人投資家さま向けにIR説明会やイベントなどへの出展もしており、その際のアーカイブ映像などもご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。
なお、今後はオムロンを身近に感じていただくイベントなどにも取り組んでいく予定にしておりますので、株主通信などを通じてご紹介いたします。
個人投資家のみなさまへ
ヘルスケア関連のオムロン製品を愛用しているので、株主通信と一緒に、新商品の紹介などもして欲しい。
いつもオムロン製品をご愛用いただきまして有難うございます。健康機器事業では「地球上の一人ひとりの健康ですこやかな生活への貢献」をミッションに世界最高品質の商品を皆さまにお届けすべく日々取り組んでいます。これからも皆さまの健康に貢献できる新製品を開発して参りますので、Webサイトなどを通じて情報提供を進めてまります。
オムロン ヘルスケア

経営に関するご意見、ご質問

株主優待を含む、株主還元に対する考え方を教えてください。
当社は中長期視点での価値創造に必要な投資を優先した上で、株主の皆さまへの還元は、安定的かつ継続的な配当の実施を優先するとともに、機動的な自己株式の取得などを組み合わせることで、充実させることを基本方針としています。現時点では株主優待の復活の予定はございませんが、今後も資本効率と株主還元を重視していくことで、株主の皆さまにご満足いただけるよう努力をしてまいります。
(参考) 毎年の配当金については、株主資本配当率(DOE)3%程度を基準としています。
今後の事業環境や業績展望についてもう少し詳しく教えて欲しいです。
現在、構造改革を順調に進めており、固定費の削減など一定の成果が出てきています。特に外部環境の影響を大きく受けた制御機器事業の立て直しについては、現状具体的なテーマを推進しており、実際に成果が見えてきています。2025年9月末までの構造改革を完遂し、業績の回復を成し遂げるとともに、再成長に向けて全社一丸となって取り組んでまいります。
なお、業績については、2024年度の営業利益を540億円で予定しており、2025年度・2026年度の営業利益をそれぞれ700億円・900億円を目論んでいます。
第3四半期決算発表 動画配信
外部の環境が大きく変化する中で、オムロンの軸となる研究開発の状況を教えてください。
オムロンは様々な事業を展開していますが、全事業に共通のコア技術として“ Sensing & Control +Think ”があります。創業以来、社会的課題を解決するため、現場から必要な情報を“Sensing” し、現場に適切なソリューションを提供する“Control” 技術を脈々と磨いてきました。近年では、さらに現場の人の知見を加える “+Think” 技術の強化をおこなっています。
また、2023年に新たに子会社化したJMDC社のデータ技術を加えることで、オムロンの技術とJMDC社の技術の融合により、顧客起点でのサービス事業展開を加速しています。
オムロンでは、コア技術を象徴する卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」を開発しています。
「フォルフェウス」は、コミュニケーションプラザにて体験できますので、是非ご来場ください。(見学の申し込みはこちらから

各種手続きの窓口

以下のお手続きの窓口については、株主さまの株式の所有状況によって異なりますのでご留意ください。

【お手続きの窓口】

・配当金の受領方法・振込先の変更
・届出住所・姓名などの変更
・単元未満株式の買取・買増請求
口座を開設されている証券会社
・特別口座に関する照会
・郵送物の発送と返戻に関する照会
・支払期間経過後の配当金に関する照会
・その他株式事務に関する一般的な照会
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
〒137-8081 新東京郵便局私書箱第29号
TEL 0120-232-711(通話料無料)
受付時間 土、日、祝祭日を除く 9:00~17:00
三菱UFJ信託銀行ホームページ
・株主総会資料の書面交付請求 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電子提供制度専用ダイヤル
TEL 0120-696-505(通話料無料)
受付時間 土、日、祝祭日を除く 9:00~17:00
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