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オムロンが目指すカーボンニュートラルの実現 ~エネルギー生産性向上への挑戦~

カーボンニュートラルの実現を、オムロンの製造現場から

オムロンは、長期ビジョン 「Shaping the Future 2030 (SF2030)」の中で取り組む社会的課題の一つとして、「カーボンニュートラルの実現」を掲げています。

カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一つが、「エネルギー生産性の向上」です。これは、分母に消費エネルギー、分子に売上高や付加価値を置き、前者を削減、後者を増加させることで生産性向上を目指す取り組みです。
省エネというと、「いかに消費エネルギーを減らすか」ということに重点が置かれますが、生産性向上に注目することで、製造現場が主体となって生産効率を上げ、結果的に消費エネルギーの削減につなげることができます。

▶松阪工場の取り組み詳細はこちら:https://www.omron.com/jp/ja/edge-link/news/714.html

 

エネルギー生産性向上で持続可能な社会を実現する ―オムロン松阪工場 工場長 曽根 直樹氏の想い

曽根:エネルギー生産性向上に向けて、当初は何から始めれば良いのかがわからない状態でした。しかし、現場の実績データをもとに議論することで、課題が明確になり、解決に向けた具体的な議論ができるようになりました。その結果、松阪工場の基板実装ラインでは、稼働率が1.4倍に向上。消費エネルギーは約20%削減が見込まれ、エネルギー生産性は1.75倍向上することが分かっています。
今回は自社工場の改善に挑戦しましたが、私たちにできることはまだまだあると確信しています。かつては、エネルギー削減は環境やサステナビリティ担当者の仕事であり、製造現場のミッションとして直接的に語られることが少なかったです。しかし実際は、現場の生産性向上の活動そのものが、持続可能な社会の実現につながると考えています。今後も現場のアイデアを起点とした改善活動に取り組むことで、カーボンニュートラルの実現に貢献し続けます。

716_10.jpgオムロン ヘルスケア株式会社 生産統轄部 松阪工場 工場長 曽根 直樹

1994年 オムロン松阪株式会社に入社。生産技術部門に所属し、設備設計、自動機管理などの業務を担当。
2012年 オムロン ヘルスケア ベトナム工場にGeneral Managerとして出向し、工場運営を担う。
2018年 オムロン ヘルスケア ブラジル工場にDirectorとして出向し、技術部門・品質部門を管理。
2022年 オムロン ヘルスケア 松阪工場 工場長として着任し、現在に至る。

カーボンニュートラルの実現を目指すオムロンがCOP29初出展

地球温暖化を背景にした気候変動への対策が喫緊の課題となる中、気候変動対策を話し合う国際的な会議「COP29」が2024年11月11日~11月22日に、中央アジアおよびコーカサス地域に位置するアゼルバイジャンで開催されます。カーボンニュートラルの取り組みを通じて、安心・安全・便利な暮らしと自然環境が両立する社会を目指すオムロンは、COP29で環境省が設置する「COP29 ジャパン・パビリオン オンライン展示」に初出展します。

オンライン展示を通じて、カーボンニュートラルの実現につながるオムロンの技術・ソリューションを紹介することで、世界規模で直面する気候変動などの課題解決に寄与します。

▶COP29 ジャパン・パビリオン オンライン展示:2024年1017日~12月末(予定)

オムロン展示ブース:https://jprsi.go.jp/ja/member/726

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