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株主通信(株主さまとのコミュニケーションWebサイト)

株主の皆さまへお届けしている株主通信のWEBサイトです。

第88期 2025年6月

株主の皆さまへ

平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。
 2024年度は、売上高は減収となりましたが、売上総利益率の改善や構造改革プログラムの効果により増益となりました。
 2025年度は、米国関税政策の影響が不透明ではあるものの、構造改革プログラムにおける収益・成長基盤の再構築を完遂し、増収増益を見込みます。また、制御機器事業を中心に、将来の成長を見据えた投資を拡大します。
 企業価値の更なる向上に向けて、全社一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き、株主の皆さまの温かいご支援を賜りますよう、お願い申しあげます。

代表取締役社長 CEO辻永 順太

2024年度の業績

売上高 8,018億円 営業利益 540億円 当社株主に帰属する当期純利益 163億円

2025年3月期 第4四半期決算発表 動画配信

配当金推移

中長期的な成長戦略

オムロンは、2030年度までの長期ビジョン「Shaping the Future 2030 」(以下、SF2030)に基づいた経営に取り組んでいます。
2025年度は、「All for creating customer value ~需要変化の迅速な察知と機動的アクションによる 売上最大化の実現~」を全社方針とし、構造改革プログラム「NEXT 2025」を完遂し、取組みの成果を業績に結実させます。

2025年度 構造改革の完遂 2026年度 2030年度 SF 2nd Stage SF2030 長期ビジョン達成
  • 構造改革への取り組みと進捗

    2024年4月から2025年9月末までを実行期間とした構造改革プログラム「NEXT2025」においては、収益を伴った売上成長を確かなものとし、持続的な企業価値向上を実現すべく、「制御機器事業の早急な立て直し」と「収益・成長基盤の再構築」の2つの経営課題に取組み、5つの経営施策を実行しています。

    【NEXT2025の2つの経営課題】①制御機器事業の早急な立て直し②収益・成長基盤の再構築
    ↓
    2つの経営課題の解決に取り組む

    取り組みの進捗

    各経営施策の具体的な取組みは、計画通りに進捗しており、収益・成長基盤の再構築は大きく進展しています。具体的な取組みの事例を紹介します。

    制御機器事業の早急な立て直し

    制御機器事業の再成長に向けた取り組み

    ・顧客基盤や業務オペレーションなどの事業基盤の強化に向けた変革のための施策は、実行段階に移行しています。

    ・顧客のニーズをとらえ、顧客基盤を拡大させるとともに、商品・サービスへのフィードバックに迅速に対応することで、顧客満足度を高める好循環を生み出し、安定的な成長の実現をめざします。

    収益・成長基盤の再構築

    ポートフォリオの最適化 成長事業・エリアへの優先投資や、低収益事業の収益化の取り組み、収束の検討を完了しました。
    固定費生産性の向上 新たな固定費規律にもとづいた固定費管理の徹底や間接材購入の集約化、拠点の統廃合など新たな取組みを進めました。その結果、2024年度は約260億円の固定費削減を達成しました。
    人員数・能力の最適化 国内外での希望退職を進め、人員数最適化を完了しました。また、マネジメント層の最適配置、強化策を実行するとともに、事業成長に向けたキー人財の強化に取り組んでいます。
    顧客起点マネジメントシステムの導入・運用 顧客起点を全社の指針として設定した上で、顧客起点での思考・行動を体現するためのKPIを全部門で設定し運用を開始しています。また、マネジメント層の顧客起点での思考や行動を体現するための新たな人事施策の運用を開始しました。
    ↓

    2025年度は、「All for creating customer value ~需要変化の迅速な察知と機動的アクションによる 売上最大化の実現~」を全社方針とし、構造改革プログラム「NEXT 2025」を完遂し、取組みの成果を業績に結実させます。
    そして、2026年度からは、長期ビジョンSF2030実現に向けたSF 2nd Stageを始動します。

  • 制御機器事業の成長

    制御機器事業の成長戦略

    オムロンの制御機器事業は、「オートメーションで人、産業、地球の豊かな未来を創造する」を長期ビジョンとし、新しいカタチのオートメーションを追求し、豊かな医・食・住を支える産業の持続的な発展と、人・地球の豊かさが両立した未来の社会の創造を目指しています。

    オムロンインダストリアルオートメーション 長期ビジョン Shaping the Future 2030 オートメーションで 人、産業、地球の豊かな未来を創造する

    お客様である製造業様においては、人手不足やインフレを背景とした自動化ニーズ、サプライチェーンの変化など、今後も市場は拡大すると見ています。 その事業機会を捉え、持続的な成長を実現するため、制御機器事業は、「Value」(提供価値を拡大・再強化)と「Front」(価値の届け方を最適化)の両輪で、「データソリューション」、「ソリューションビジネス」、「コンポーネントビジネス」を進化させていきます。

    「Value」と「Front」、進化の方向性

    オムロンの制御機器事業の強み

    オムロンは、1933年の創業以来、”機械にできることは機械にまかせ人間はより創造的な分野での活動を楽しむべきである ”という創業者 立石一真の言葉を拠り所にし、現場が抱える課題を解決するオートメーションの実現に取り組み続けています。

    トピックス

    オムロンとコグニザント、独自のワンストップIT-OT統合で、モノづくりの革新に向けた戦略的パートナーシップを締結
    詳細はこちら
    オムロンのオートメーションソフトウェア「Sysmac Studio」とNVIDIA Omniverse™の連携によって、 デジタルツイン技術を革新
    詳細はこちら
  • 新規事業への取り組み

    2023年12月21日にデータソリューション事業本部を新設しました。データソリューション事業本部は、「モノの枠を超えるビジネスへ。オムロンを変革し、真の顧客価値を創出する」をミッションとして、オムロンの強いハードウェアから得られる膨大で質の高い現場データに、JMDC社のデータマネジメント力、ソリューションの開発力を組み合わせ、オムロングループ全体をモノづくりからデータを活用したソリューションビジネスに進化させていきます。

    データソリューション事業本部の成長ドライバーは3つです。1つ目は「JMDC社の成長加速」、2つ目は「ヘルスケア領域でのデータソリューション事業の創出」、3つ目は「ヘルスケア領域以外でのデータソリューション事業の創出」です。

    対談動画 オムロン × JMDC社 進化に向けて

    オムロン株式会社 執行役員常務 データソリューション事業本部長 兼イノベーション推進本部長 石原 英貴 x 株式会社JMDC社 代表取締役社長 兼 CEO 野口 亮
    事業成長のイメージ・データソリューション事業売上高

    JMDC社との協業の進捗

    各事業ドメインにおけるJMDC社との協業は、以下の通り順調の進捗しています。

    ヘルスケアソリューション

    ・健康経営アライアンスの運営を通じ、JMDC社の企業向けマーケティング・事業拡大を支援しています。

    ・オムロンのデバイスから得られるデータを活用し、予防ソリューションの構築に向けたアルゴリズム開発に着手しました。

    コーポレートヘルス事業
    ソーシャルソリューション

    ・小売業等の顧客に対して現場可視化ソリューションのPoC(概念検証)が複数進捗しています。

    ・保守業務の効率化を目的としたFAQサジェストツールの社内実装が進捗しています。

    スマートM&S事業
    ソーシャルソリューション×インダストリアルオートメーション

    ・企業のCO2排出量削減の取り組み状況について、他社との進捗比較、今後の削減目論見と事業価値効果を算定するサービスを展開しています。

    カーボンニュートラル
    ソリューション事業

株主アンケートにご協力ください

みなさまのご意見を今後の活動の参考にさせてただきたく、
株主さまの声をお聞かせください。
ログインに必要なアクセスキーは株式関係書類に同封している株主通信をご確認ください。
アンケート結果は2025年8月頃、当社WEBサイトに掲載いたします。

各種手続きの窓口

以下のお手続きの窓口については、株主さまの株式の所有状況によって異なりますのでご留意ください。

【お手続きの窓口】

・配当金の受領方法・振込先の変更
・届出住所・姓名などの変更
・単元未満株式の買取・買増請求
口座を開設されている証券会社
・特別口座に関する照会
・郵送物の発送と返戻に関する照会
・支払期間経過後の配当金に関する照会
・その他株式事務に関する一般的な照会
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
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