「健康寿命の延伸」と「持続可能なヘルスケアシステムの実現」の両立はヘルスケアの普遍的な課題です。社会が成熟するにつれてその重要性が増すとともに、両立の難しさが顕在化しています。
両立を目指すヘルスケアの共通概念としてValue Based Healthcareが提唱され、先進国を中心に推進が強化されています。しかし、具体的に実現していく手段は模索が始まったばかりです。様々な手段が検討されていますが、Valueを正しく測り、高めていく中心アプローチが「医療・ヘルスケアデータの活用」であることに疑う余地はありません。
私たちは、多様な医療・ヘルスケアデータで形成されるエコシステムにおいて、生活者・患者の日常に最も近いバイタルデータを蓄積します。そして、オムロンが保有しないレセプトデータや健診データ等の医療・ヘルスケアデータと結合させ、慢性疾患の予防・重症化予防ソリューションの提供を通じてValue Based Healthcareの実現に貢献します。