オムロン全社のイノベーションプラットフォームとして、
社内外から人財が集まりテーマが持ち込まれます。
社内からは本人の意志による手挙げで異動する公募/応募の人事制度を整備しており、
事業部門からの参画も増えています。
志を持った人が、組織で挑戦し、事業を生み出すことができる仕組みです。
新規事業創造に必要な4つのスキルタイプを設定し、各スキルに秀でた人財を集めプロジェクトチームを編成します。
チームは、事業視点・戦略視点に長けたメンターと市場・技術・知財の視点からのアドバイザーとともに、価値を高める能動的な議論“バリューアップ”を行うことで、多面的な視点と知見からアウトプットを進化させ続ける事ができます。
豊かな発想力と好奇心から、ソーシャルニーズの仮説を持ち込む人財。
仮説の現場を熟知し、そこでの課題を生々しく語れる人財。
仮説と現場課題を統合し、事業・技術・知財の全体設計図(アーキテクチャ)をデザインできる人財。
メンバーを鼓舞しながらチームを牽引し、強い意志でやり抜く人財。
「ビジョナリー」、「スペシャリスト」、「アーキテクト」、「リーダー」、これら4つのスキルタイプごとに「期待スキル」「到達レベル」などの明確な指標を設定し、3ヶ月ごとにプロジェクトの前後での成長をフィードバックしています。
事業創造を経験しながら、成長度を可視化することで、優秀な人財を育成することができます。
人事制度を活用し事業部門から参画した人財は、事業創造を経験し成長した後に、2-3年で再び全社へ“輩出”します。
スキルとナレッジを武器に、オムロン全社のイノベーションを牽引する人財となります。
イノベーションプラットフォームには社内外から課題が持ち込まれ、課題と共に人財も参画し、トライ&ラーンを繰り返しながら、ソーシャルニーズの創造をおこなっていきます。
プラットフォームを効果的に機能させるために、以下の組織と連携し新価値創造を加速させています。
オムロンのグループ内シンクタンクとして、未来シナリオ「SINIC理論」に基づき、工業社会の先にある社会を見通し、新たなソーシャル・ニーズの創造を目指して、社会と技術の未来可能性を探索しています。
2014年に設立した、コーポレートベンチャーキャピタルです。オムロンのコア技術「Sensing & Control + Think」と、世界中の独創的な技術やアイデアを持つベンチャー企業との共創で新しい産業を創造していくことを目的としています。
コーポレートR&D部門として、コア技術である「Sensing & Control + Think」を進化させながら、近未来に起こりうる社会的課題を先取りし、技術革新によりそれらを解決するソーシャルニーズの創造に取り組んでいます。
オムロンの考え“近未来デザイン”を革新技術により創出する戦略拠点です。同社には、「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」など、幅広い領域の最先端技術のトップ人財が研究員として在籍します。