The OMRON Global Awards(TOGA)オムロンでは、企業理念を軸に事業を通じて社会的課題を解決することで、よりよい社会を作ることを目指しています。「The OMRON Global Awards(TOGA)」は企業理念実践の物語をグローバル全社で共有することで、オムロンの強みの源泉である企業理念を全社員に浸透させ、共感と共鳴の輪の拡大を促す取り組みです。The OMRON Global Awards(TOGA)オムロンでは、企業理念を軸に事業を通じて社会的課題を解決することで、よりよい社会を作ることを目指しています。「The OMRON Global Awards(TOGA)」は企業理念実践の物語をグローバル全社で共有することで、オムロンの強みの源泉である企業理念を全社員に浸透させ、共感と共鳴の輪の拡大を促す取り組みです。

TOGAのはじまりは、ひとりの社員の熱い想い

TOGAのはじまりは、インドネシアにある生産拠点、オムロン マニュファクチャリング オブ インドネシア社長のイラワン・サントソによる同国での企業 理念の実践でした。サントソの企業理念の実践とは、自社工場のみならず、周囲の工場、インドネシア政府をも巻き込んだ障がい者雇用の促進です。2012年の創業記念式典で、企業理念を実践した素晴らしい事例として「特別チャレンジ賞」を受賞しました。当時のオムロン株式会社 代表取締役社長 CEO 山田義仁は、この時、「オムロンには、彼のように企業理念を実践した事例が他にもたくさんあるはずだ。現在、そして未来に向けて皆が取り組んでいる企業理念実践の物語を掘り起こしたい。そして、その取り組みを皆と共有し、応援し、称賛したい。」と思い、TOGAを開始しました。現在、企業理念実践に対する共感と共鳴の輪は、社内はもちろん、社外にまで広がり、オムロンが成長するための大きな原動力となっています。

世界中に広がる共感・共鳴の輪

TOGAは、社員自らが社会的課題の解決に向けた目標を立てることで、企業理念実践にチャレンジし続ける風土の醸成を狙いとしています。日々の仕事や職場における企業理念実践の取り組みを全社員で共有し、称え合うことで、企業理念実践への共感、共鳴の輪を拡大しています。TOGAは年間を通じて取り組みます。各組織・地域予選を勝ち抜いたチームが、京都で開催されるグローバル大会で企業理念実践の取り組みについて紹介します。他のチームの取り組みや審査での評価が、チームや職場での話題となり、仲間と共に語り合うことによって、共感、共鳴の輪が世界中に広がっています。

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進化し続けるTOGA

  • プロセス

    個人に内在化する暗黙知を表出させ組織共通の知識にするナレッジ・マネジメントの枠組み「SECIモデル」*で設計しています。旗を立てて宣言する、実行する、振り返り共有する、共鳴する、というサイクルで年間を通じて取り組みます。

    表出 有言実行 共鳴 1.旗を立てる 2.宣言する 3.実行する 4.振り返り、共有する 5.共鳴する

    *SECIモデル : 一橋大学の野中教授が提唱した、知識創造活動に注目した、ナレッジ・マネジメントの枠組み。個人が持つ暗黙的 な知識は、「共同化」「表出化」「連結化」「内面化」の4つの変換プロセスを経ることで、集団や組織の共有の知識と なると考える。(グロービス経営大学院 MBA用語集より抜粋引用)

    TOGAエントリー件数と参加人数の推移図
  • 進化

    2023年9月21日に開催された「第11回 TOGAグローバル大会」では、2022年度にエントリーされたグローバル6,930テーマ、のべ50,071人の中からゴールド・特別賞18テーマが選ばれ、前年同様、オンサイトとオンラインのハイブリット形式で開催。15,000人以上の視聴・参加を実現し、社内外に大きな共感・共鳴の輪を拡げました。社外からはパートナー企業や投資家、メディア関係者、学生など524名の方々に参加いただきました。
    オムロンではグローバルで多くのチャレンジがなされ、社員が自ら社会的課題を見つけ、社内外のパートナーと共に新たな社会価値の創出に取り組んだ、企業理念実践の物語が多く生まれました。

    【TOGAの進化】2012年:イベント軸でのムーブメントづくり、本社主導の企画と運営 2015年:表出・共鳴の機会の拡大、カンパニー主導の現場の巻込み 2017年:現場でのソーシャルニーズ創造の連結、社内外への共鳴の輪の拡大

企業理念実践の物語

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