特許第5212450号
接続用ケーブルを使ってコンピュータと接続可能な温調器
温調器の基板上に、接続用ケーブルのケーブル側コネクタと接続する、基板側コネクタを設けない「温調器」に関する主要特許
発明の背景
温調器とコンピュータとの接続は、接続用ケーブルを使って行いますが、温調器と接続用ケーブルとは、温調器の基板上に配置された基板側コネクタと接続用ケーブルのケーブル側コネクタとが接続する構成になっています。温調器を使用するお客様の中には、コンピュータとの接続を必要としないお客様もいらっしゃるので、温調器の基板上に基板側コネクタが配置されたものと、そうでないものの2つのタイプを用意する必要がありますが、タイプが増え複雑化してしまうため、従来は、全ての温調器に基板側コネクタを配置していました。
発明の概要
温調器の基板上には基板側接触部として配線パターンだけが設けられ、接続用ケーブルが装着された状態において、接続用ケーブルのコネクタ内にあるコネクタ側接触部と接触する構成で、この基板側接触部は、入力信号を処理する回路基板の一方側の面上にのみ設けられています。
これにより、温調器の基板上に、接続用ケーブルのケーブル側コネクタと接続する、基板側コネクタが不要となり(基板側接触部のみ)、コンピュータと接続しないお客様に対しても、コストアップしない温調器を提供することができます。