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オムロン、「Top100 グローバル・イノベーター2022」を受賞 〜世界のイノベーション・エコシステムの頂点に立つ組織100社に、6年連続で選出〜

  • 2022年03月02日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、クラリベイト社が選考する「Clarivate Top100グローバル・イノベーター2022」において、世界のイノベーション・エコシステムの頂点に立つ組織の100社として選出されましたので、お知らせします。今回で6年連続7回目の受賞となります。


本アワードは、世界的な情報サービス企業であるクラリベイト社が保有する知的財産・特許データを基に、独自の指標で知財動向を分析し、世界でもっとも革新的な企業・研究機関トップ100を「Clarivate Top100グローバル・イノベーター」として選出するものです。本アワードの評価は2段階のアプローチに基づいています。1段階目は「数量」です。過去5年間の基本特許取得数が1年あたり100件以上ある企業を対象に、国際的な発明の割合と出願国数の広さに基づき評価されます。そして2段階目は、「影響力」、「成功率」、「グローバル性」、「技術分野の広さ」という4つの指標です。これらに基づいて総合評価された結果としてランク付けが行われます。当社は、これらの基準のうち、「技術分野の広さ」で、特に高い評価を頂きました。

当社は、「技術経営」強化の一環として、2018年3月に「イノベーション推進本部」、同年4月には「近未来デザイン」を研究する子会社「オムロン サイニックエックス株式会社」を設立しました。「イノベーション推進本部」では、全社のイノベーションプラットフォームとして、ソーシャルニーズを創造するプロセスを組織知化し、新たな価値を創出する力を強化しています。「オムロン サイニックエックス株式会社」では、徹底したオープンイノベーションによる新たな技術と知的財産を獲得しながら、トップレベルの国際会議で採択されるなど「近未来デザイン」の創出を加速させています。また、「技術・知財本部」では、企業理念を軸に知的財産を経営・事業へ積極的に生かすべく、事業や研究開発と連動させた知的財産戦略を策定し、事業・技術と三位一体での知的財産活動をグローバルで推進しています。

Clarivate Top100グローバル・イノベーター2022について
クラリベイト社にて、特許データを基に知財動向を分析し、世界の革新企業・機関トップ100を選出し、年1回表彰するもので、今年で第11回目となります。世界最大級の付加価値特許データベース「Derwent World Patents Index™(DWPI)」や引用情報データベース「Derwent Patent Citation Index™(DPCI)」などから抽出された厳格かつ客観的なデータと、独自の評価基準に基づき、世界に新たな価値と創意をもたらす能力や一貫性、創造性を備え、卓越したイノベーションを実証していることが認められた企業が表彰されるものです。
詳細はクラリベイト社のプレスリリースをご参照ください。
https://clarivate.com/ja/news/

オムロンの知財活動への取り組みについて
オムロンの知財活動は、近未来デザインを起点としたソーシャルニーズの創造に向けて知財ポリシーを定め、知財戦略を実行しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/technology/property/をご参照下さい。

技術・知財本部について
オムロングループのコーポレートR&D部門として、コア技術である「センシング&コントロール+Think」を進化させながら、近未来に起こりうる社会的課題を先取りし、それらを解決するソーシャルニーズの創造に取り組んでいます。創業者の経営理念「機械にできることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」を拠り所に、人の可能性を広げ、人がもっと活躍できる未来の実現を目指し、AI・ロボティクス・エネルギーマネジメント・センシングなどさまざまな研究開発活動をおこなっています。 詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/technologyをご参照下さい。

オムロン サイニックエックス株式会社について
オムロン サイニックエックス株式会社は、オムロンの考える"近未来デザイン"を創出する戦略拠点です。同社には、「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」など、幅広い領域の最先端技術のトップ人財が研究員として在籍します。社会的課題を解決するために、技術革新をベースに「ビジネスモデル」「技術戦略」「知財戦略」を統合し具体的な事業アーキテクチャーに落とし込んだ"近未来デザイン"を創り出します。また、大学や社外研究機関との共同研究を通じて「近未来デザイン」の創出を加速していきます。詳細については、https://www.omron.com/sinicx/をご参照下さい。

イノベーション推進本部について
イノベーション推進本部は、バックキャスト型のイノベーション創出に必要な、「近未来デザイン」、「戦略策定」、「事業検証」の機能を備えており、それらを一気通貫で実行できる、全社プラットフォームです。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/technology/platform/をご参照下さい。

今後も、よりよい社会づくりに貢献するために事業や研究開発と一体となってイノベーションの創出を進めてまいります。

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