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製造現場に欠かせない、唯一無二のセンシング技術を社会実装したい

製造現場に欠かせない、唯一無二のセンシング技術を社会実装したい

社員インタビュー エンジニアは語りたい

ヘルスケアからFA(ファクトリーオートメーション)分野まで、幅広い事業領域でセンシング技術の研究開発に携わる清水さん。
多様な開発テーマに挑戦できる環境や、業務を通じて感じているやりがい、そして今後目指したいエンジニア像についてお伺いしました。

■プロフィール
清水 京也さん
技術・知財本部 アドバンストテクノロジーセンタ センシング1グループ
工学部 電子工学科 修了 / 2023年入社

※組織名、役職などは2026年3月時点のものです

 

入社から3年間で多様なセンシング研究開発に挑戦

現在はどのような業務を担当されているのでしょうか。

現在は技術・知財本部に所属し、「セーフティセンサ」の研究開発に携わっています。セーフティセンサは、例えば工場などの危険エリアへの侵入を赤外線で検知して瞬時に機械を停止させる安全装置です。私はその中で主に、製品の構造設計や光学レンズを固定する治具など、メカ領域の設計や実験評価を担当しています。

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入社後からずっと同じ製品の開発に携わっているのでしょうか。

いえ、現在のセーフティセンサは担当してまだ数カ月ほどで、それ以前は製造業向けの測距センサの研究開発に約2年間携わっていました。例えば、基板上のはんだ付け部などの微小な高さ(変位)や段差を高精度に測定し、製造工程での不良検知に役立てるセンサです。

入社1年目は、ヘルスケア分野で循環器疾患の予防医療に貢献する生体センサの研究開発テーマに配属され、アプリ開発やデータ解析、実験による誤差要因の解明を行うなど、幅広くセンシング技術の研究開発を経験しました。

学生時代はどのような研究に取り組んでいたのですか。

大学では脳神経工学を専攻し、脳が発する微弱な電気信号を読み取って、外部の機器を操作するBCI(Brain-Computer Interface)の研究に取り組んでいました。人が「動かしたい」「伝えたい」と思った瞬間の脳活動を解析し、それをコンピューターやロボットの制御信号に変換する技術です。

事故や病気によって手足を自由に動かせなくなった方でも、意思を伝えたり、機器を操作したりすることを目的としています。

 

技術を軸に、幅広い事業分野で研究開発の挑戦ができると感じたオムロン

オムロンを選んだ理由を教えてください。

インターンシップ先を探していた際、オムロンに生体信号を扱う開発テーマがあることを知り、自分の専門性を活かせると感じたのがきっかけです。体温計や血圧計などヘルスケア事業の会社というイメージが強かったのですが、調べていく中で、制御機器やロボット、ウェアラブルデバイスなど、想像以上に幅広い分野で先進的な研究開発を行っていることを知り、志望しました。

企業選択の軸として、どんな点を重視していましたか。

就職活動で軸に置いたのは「しっかり技術を身につけられるか」、「研究開発のやり方を任せてもらえるか」、そして「好奇心を起点に、さまざまな技術やテーマに挑戦できるか」の3つです。オムロンはそのすべてを満たしており、技術を軸に多様な製品開発に貢献できそうだという期待感が、入社の決め手になりました。

実際に働いてみて、仕事をする環境はいかがですか?

一人ひとりの自主性や主体性が尊重されるため、エンジニアが力を発揮しやすい環境だと感じています。若手であっても、「やりたい」という意思を示せば、上司が研究開発テーマや役割の設計まで後押ししてくれることが多いです。年齢やキャリアに関係なく活発に議論でき、悩んだ時はいつでも相談に乗ってもらえる風土もあります。また、有休が取りやすいなど、ワークライフバランスを調整しやすい点も、働きやすさの魅力の一つですね。

 

困難な技術課題に挑み続けるからこそ、面白い

研究開発をする中で、どんなことにやりがいを感じていますか。

難しい技術課題に挑戦できる点です。最初に携わった生体センサは人体が対象のため、個人差の大きいデータをどう扱うかが大きな課題でした。次の測距センサ開発では、機械工学や光学設計など新たな知識を一から学びながら、初めてお客様と直接向き合いながら開発を進める難しさも経験しました。

現在のセーフティセンサも、これまで以上に安全性を高めるための開発を進めており、課題は山積みです。常に「どうすれば実現できるか」を考え続ける必要がありますが、その過程そのものが非常に楽しいと感じています。

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仕事を進める上で大切にしていることは何ですか。

研究開発のすべてにおいて「何のために行うのか」「どんな価値を生むのか」を明確にしたうえで進める点を大切にしています。社会実装を前提に、チーム全体で目的を共有しているので、開発テーマの意義に迷うことがありません。

センシングや制御技術は製造現場と密接に関わる分野だからこそ、現場課題を正確にキャッチアップしながら、最先端のものづくりにどう貢献するのか、開発の方向性を丁寧にすり合わせながら進めています。

日々のモチベーションは、どのようなところにありますか。

新しいことを学ぶのが好きなので、オムロンのコア技術領域で次々と新しいテーマに挑戦できている今の環境そのものが、モチベーションになっています。長期的には、技術力の高さはもちろん、人としても尊敬できる先輩方のようなエンジニアになることが目標です。そのために、チームや他部署の方から頼ってもらえる存在を目指し、自分の工夫が成果につながるよう、妥協せず日々チャレンジを続けています。

 

専門性を磨き、社会に役立つセンサを生み出す

今後、オムロンでどのようなチャレンジをしたいですか。

まずは、現在担当している製品の設計を着実にやり切りたいです。そのうえで将来的には、開発テーマを推進するチームリーダーとして多くの人を巻き込みながら、プロジェクトを推進する役割にも挑戦したいと考えています。

また、もともと関心のあるヘルスケア分野で、自ら開発テーマを提案したり、競争力のあるコア技術を生み出したりすることも目標の一つです。

興味の幅も広がっているので、さまざまな技術に触れながら、自分ならではの専門性を見極め、磨いていきたいと思っています。

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センシング技術に関して目標にしていることはありますか。

自分が研究開発に携わったセンサが、実際の製造現場で使われている様子を目にすることが当面の目標です。最終的には、「オムロンのこのセンサがなければ、この製品は製造できない」と言われるような、唯一無二の価値を持つセンシング技術を提供したいですね。

最後に、オムロンで興味を持つ方にメッセージをお願いします。

新しい技術への好奇心を原動力に、難しい課題に直面しても「どうしたら乗り越えられるだろう」と前向きに向き合える方には、技術・知財本部での業務はきっと面白いと思います。新しい研究開発テーマが次々に立ち上がり、次の挑戦へと進んでいく場所なので、互いに刺激を受け合いながら切磋琢磨し、一緒にチャレンジしていけたらうれしいです。

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