オムロンの技術論文が新しく3本公開されました
【カテゴリ:ソーシャルソリューション、新事業/新技術、ファクトリーオートメーション】

新たに3論文がweb公開されましたので、ご案内いたします。
複数信号機制御における強化学習と交通工学の融合的アプローチの考察
山本 健生
信号制御の品質は交通渋滞や環境負荷といった社会課題に直結しており、その品質は従来、熟練した技術者によって維持・向上されてきた。信号制御では交通工学に基づいてサブエリアと呼ばれる単位で複数の信号を連動させており、この連動要素によって最適化が難しくなっている。そこで近年、AIの発展に伴い、強化学習を用いたサブエリア信号制御手法が数多く提案されている。…
UHF帯RFID受信波形を活用した移動する荷物の順序識別方法
菅野 真行
今日の工場内物流は、多品種少量生産や商品の複雑化のため部品管理の重要性が増す一方、労働力不足という社会課題に直面している。これに対応するため、省人化を目指した作業の自動化が進められており、現場では資材や部品の管理システム機能の高度化が求められている。…
リアルタイムシステムでPCI Expressを適用するために必要な高精度同期技術について
中谷 好博
オムロンが開発するマシンオートメーションコントローラのNJシリーズやNXシリーズでは、内部のCPU(Central Processing Unit)と構成するデバイス間がPCIe(PCI Express)を用いて接続されている。PCIeの特長としてDMA(Direct Memory Access)を用いてCPUを介さずに直接メモリアクセスを実行し、データ転送を実行することが可能である。…
ぜひ、ご覧ください。