アジアものづくりカンファレンス 信頼性と競争力向上に直結する、品質履歴システムの最新技術に注目 ~アジアものづくりカンファレンス2015 タイにて講演~

2015年10月21日にタイ・バンコクで開催された「アジアものづくりカンファレンス2015」にて、タイでファクトリーオートメーション(FA)事業を担当するタイ法人Omron Electronics社のDirector & General Managerを務めるKamol Patithammakulが登壇し、製造業従事者を中心とした200人超の来場者に向けて、ものづくりにおけるトレーサビリティーの重要性とオムロンの最新ソリューションを紹介しました。

ASEAN経済共同体が発足すれば、自動車産業が集積し、グローバル市場への供給基地となりつつあるタイは、ますますその傾向が強まります。
グローバル競争に勝ち抜くために、タイでも先進国と同等の品質が求められる中、生産ラインを流れる製品や部品、素材の処理の履歴を個々に記録し、製品出荷後でも追跡できる体制を整えることが不可欠です。
Kamol Patithammakulは「トレーサビリティーによって、より厳密に品質を管理できるようになれば、不良品が市場に出てしまったときに企業が受けるダメージを最小限に抑えるのにも役立ちます。今や、自動車産業はもとより、あらゆる分野のものづくりでトレーサビリティーが求められています」と説明しました。

オムロンは、一連の工程全体を網羅したトレーサビリティー・システムを構築し、「安定稼働」「データ活用」「低コスト化」という3 つの市場ニーズにいち早く対応。コンセプトづくりから設計、設置、メンテナンスまで一貫してサポートするトータル・サービスを展開しています。

オムロンはこれからも、お客様が高い品質を追求するためのパートナーとして、長年培った幅広いオートメーション技術やサービスをさらに進化させ、生産現場のものづくり革新に取り組んでまいります。

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