世界5ヶ所目となる、最先端FA技術の情報発信基地

  • 2014年4月23日
  • オムロン株式会社

※このリリースは、4月22日にインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。

オートメーション分野のグローバルリーダーである、オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田義仁)は、インドとしては初めての製造業向け最先端FA技術の情報発信基地『オートメーションセンタ(以下、ATC)』を開設いたしました。当施設は、日本、中国、欧州、米国に次ぐ5番目の施設です。

当施設は、『機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な分野での活動を楽しむべきである』という哲学に基づいたオムロン独自のセンシング&コントロール技術を紹介しています。インドにおける産業の発展・高度化を支える、オートメーション技術のノウハウや生産に関する課題解決策を提供することで、顧客は新しいアイデアを試し、いかに自らの製造工程を改善できるかを経験し理解して、それぞれの事業分野における競争力を強化することができます。

4月22日、日本、シンガポール、インドにおける制御機器部門の主要なリーダーが参加して、開所式が行われました。
開所式では、オムロン株式会社 執行役員専務 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長 宮永裕が次のように述べています。

「世界の制御機器分野において、高品質な製品と優れたアプリケーション力で今日広く知られている当社は、『オートメーションで、モノづくりを革新し、世界中の人々の生活を豊かにする』ことを信念に掲げています。ATCの開設は、そうした信念に基づいた、アジアにおける重要な戦略のひとつであり、当社にとって非常に有望な市場であるインドにおいて顧客のモノづくり革新を支える基盤となります。」

オムロン アジアパシフィック (インダストリアルオートメーションビジネス)のマネージングダイレクター 前田武人は、「消費上昇や輸出部門の成長を背景に投資が急上昇するなど、多くのプラス要因のあるインドは、引き続き当社の制御機器事業にとって重要な国です。ATCの開設は、顧客に対するソリューションを中心とした取り組みと、全面的な『オートメーションパートナー』として優れた遂行力を示す上で、大きな1歩となります。ATCは今後、インドのモノづくり力の強化や社会に対する我々の貢献において、重要な役割を果たします。」と語っています。

「制御機器事業の分野において最も重要なことは、顧客の前で実演し、顧客の信頼を得て、顧客が今まで成し得なかったことを達成できるようにすることです。こうした取り組みによって、生産性、品質、効率化、安全対策など、顧客の高度な要求に応じることでこそ、包装、食品・飲料、日用消費財、医薬品、特殊機械、自動車、繊維などの業界に大きな影響を与えることができるのです。」と、オムロン オートメーション インディアのマネージングダイレクター サミール・ガンディーは語っています。

インドにおけるオートメーションセンタ(ATC)の特長

  • ATCは、オムロンの制御機器事業の主要なポートフォリオを展示し、最先端のデモンストレーション用機械、実証実験スペースを有すると共に、同分野における技術・アプリケーションサポートを提供する施設です。
  • 3,750 平方フィートに渡る施設では、ソフトウェア、ハードウェア、アプリケーションの各スペシャリストが顧客のオートメーションに関するニーズに対応します。
  • スペシャリストによって提供される専門技術には、Sysmacオートメーションプラットフォーム(以下、Sysmac)、視覚検査ソリューション、ロボティクスソリューション、機械安全ソリューションが含まれます。
  • Sysmacとは、3つの「ONE」(1つのマシーンコントロール、1つのマシーンネットワーク、1つのマシーンソフトウェア)による、高速・高精度な完全一体型プラットフォームです。
  • デモンストレーションエリアでは、デルタロボット、スカラロボット、瓶詰め機および縦ピロー包装機などがSysmacによって制御され、包装、搬送をはじめとするあらゆる機械装置において、速度、精度、柔軟性、信頼性、効率を改善し、機械の性能を高めるための方法が展示されています。
  • オムロンの制御機器分野における、ユニークな事業ポートフォリオは、視覚センシング技術に及びます。ATCでも、ビジョンラボを設け、顧客が様々なライトや、レンズ、コントローラを使用して視覚センサによる視覚検査方法をテストすることができるようにしています。
  • ATCでもう一つ注目すべきエリアは「つなぎ ラボ」です。ここではオムロン製の制御機器からオムロン製の制御機器へ、そしてオムロン製の制御機器とサードパーティーの各種機器との完全な接続を実証し、顧客はトータルソリューションの技術を学んだり、実際に扱ったりすることができます。

インドにおけるオムロンの産業用制御機器事業について

1993年の設立以来、オムロンオートメーションインディアは、包装機械、自動車、マテリアルハンドリング、ソーラーエネルギー、飲食料品、繊維、パネル搬送など、8つを超える産業分野に対応し、産業部品、オートメーションシステム、センシング&セーフティ、モーション&ドライバー、ソフトウェアなど幅広い製品ポートフォリオを有しています。オムロン独自のセンシング&コントロール技術により、品質、安全、環境をテーマに、インドの製造業の革新をサポートしています。近年は広範囲の製造現場のマネジメント問題を解決するソリューションビジネスに力を注ぎ、特にムンバイ、グルガオン、バンガロール、プネ、チェンナイの大都市を中心に、急速に事業を拡大しています。さらにインドの他の地域でも現地のエンジニアを選任し、高度化する顧客の要求に応じています。

【参考資料】

ATCについて

ATCとは、世界最高水準のオートメーション技術を製造業各社に提供し、世界各地における産業の発展、高度化を支えるための、オムロンが誇るFA技術の集積拠点です。
2011年より、日本(滋賀県草津市)、欧州(スペイン・バルセロナ)、米州(シカゴ)、中国(上海市)と、最先端のFA機器や技術へのニーズが高い、4つのエリアに設置。各エリアの製造業各社に対し様々な技術ノウハウや生産に関する課題解決策の提供を行い、各社の技術革新、競争力向上を支援してまいりました。
現在、ATCは、当社が世界に保有する開発・生産・販売ネットワークを結ぶ、最先端技術の中核基地としての役割を担い、常にFAに関する最新技術やノウハウ、規格情報をグローバルに共有し合うことで、各エリアにおける製造業の進化を支えています。

インドにおけるATC開設の狙い

インドは、爆発的な人口増加と中間所得層の拡大を背景に、産業集積と社会インフラ投資が進む成長エリアの一つです。当社は、今後、インドの多くの製造業各社において、かつての日本をはじめとした先進国や中国と同様、FAによる生産の効率化や高度化へのニーズが高まっていくとみています。そこで、先進各国で培ったオートメーション技術によって、同エリアにおける産業の高度化・高付加価値を自ら牽引すべく、他の4エリアと同等の最先端技術を結集させた拠点としてATCを開設しました。
当社は、ATCを通じて、現地製造業の高度化を支援すると共に、世界中から進出する製造業各社に対し、既設のATCで培ったオートメーション技術を提供し、インドにおけるモノづくり革新を後押ししていきます。

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、オートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器・FAシステム事業、電子部品事業、車載電装部品事業、社会システム事業、健康医療機器サービス事業、環境関連機器・ソリューション事業など多岐に渡る分野で事業を展開し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。
1933年の創業以来、オートメーションで顧客や社会に新たな価値を提供し、社会の発展に貢献することで事業を成長させるという考えの下、技術革新に挑み続けています。
オムロン株式会社に関する詳しい情報は、以下のホームページをご覧ください。
https://www.omron.com/jp/ja/

報道関係者からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部 担当:横田
TEL: 075-344-7175

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