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「顔」で見つけて即座にお知らせ 特定人物検知システム「OKAOスキャン」を発売

  • 2009年12月17日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田 久男、以下オムロン)は、リアルタイムに特定人物の顔を検出、照合し、画面と音で通報する商品「OKAO(おかお)スキャン」を開発し、1月18日より販売を開始します。

OKAOスキャンは、カメラの映像からオムロン独自のセンサユニットで人の顔を自動的に検出し、管理用パソコンにあらかじめ登録した顔画像との比較により人物を特定し、画面表示と音でお知らせする商品です。オムロンの顔センシング技術「OKAO Vision(おかおビジョン)」を活用し、登録済みの顔画像とカメラ映像内の顔画像との類似度を数値化、人物の特定を客観的に行うことができます。
たとえば、お店やホテルでは来訪されるお得意様をいち早く検出し、迅速にお出迎えや適切なご案内を行うことで、お客様満足度を向上します。高齢者福祉施設や病院では、徘徊癖のある入所者の予期せぬ外出を検出し、入所者の安全確保と家族や職員の安心感向上にお役立ちします。また、万引き常習者など不審者の登録により、登録者の来店をいち早く検出、警備への通報などを通じて、防犯対策、店舗運営の安心・安全に貢献します。
OKAOスキャンは、センサユニットと市販のカメラおよび管理用パソコンから成るパッケージ商品で、導入がしやすく、すぐに対策を始めることが可能となります。あらかじめ登録する顔画像には人物情報と「お得意様」「不審者」などの種別を設定でき、その種別に応じた画面表示と音による通報ができるため、見るだけ聞くだけで、スピーディーに、来訪者に合わせたサービスの提供を可能にします。

オムロンは1960年代以降、自動改札機や券売機をはじめとした鉄道向けシステム、交通管制システム他の道路交通向けシステムなど、40年以上にわたり社会インフラの生産性、利便性といった社会ニーズにマッチしたシステムづくりを行ってきました。
21世紀に入り、安心・安全や環境といった新たな社会ニーズが台頭する中、オムロンはこれまで培ってきたセンサの技術を活用、街を行き交う人や車などの動きや変化をいち早くセンシングし、最適な人に最適な情報やサービスを提供することで、安心・安全で快適な街づくり、社会の実現に貢献するソーシャルセンサソリューション事業への取り組みを開始しました。
現在、保有技術の中で特に画像センシング技術の応用を進めており、人の性別・年代情報を商業施設のマーケティングに活かす、障害物などを検知して駅での安全を確保する、二輪車や歩行者を検知して交差点での事故を未然防止する、といった様々なソリューションへの取り組みを進めています。
OKAOスキャンは、ソーシャルセンサソリューション事業の一環として商品リリースし、お店やホテルなどの商業施設、福祉施設や病院など様々なシーンで、施設利用者の満足感、安心・安全の向上に貢献していきます。

OKAOスキャン商品概要

製品イメージ

特定人物検知システム「OKAOスキャン」

[センサユニット仕様]

電源 DC24V±10%
消費電力 最大15W
映像入力 1系統×VBS 1.0V(P-P) 75Ω BNC
付属品 専用ACアダプタ
寸法 210(W)×42(H)×170(D)mm
質量 約1.1kg(専用ACアダプタ除く)
価格

オープン価格

商品紹介ホームページ

http://www.omron-idfusion.jp/index.html

報道機関お問い合わせ先
オムロン株式会社
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニー
企画室 経営企画部 宮崎 鉄也
TEL:077-565-6785
お客様お問い合わせ先
オムロン株式会社
ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネスカンパニー
ソーシャルセンサソリューション事業部 事業企画部
TEL:0120-762-066
Webお問い合わせ:https://www.omron-idfusion.jp/inquiry/

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