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お知らせ
2024.05.15

オムロンの技術論文が新しく7本公開されました
【カテゴリ:ファクトリーオートメーション、新事業/新技術、デバイス&モジュール】

新たに7論文がweb公開されましたので、ご案内いたします。

必要最小限の貴金属でデバイス性能を実現する部分めっき技術の確立
立石 圭一郎
オムロンではカーボンニュートラル・デジタル化社会の実現に向けて、デバイスとモジュールの提供を通して再生可能エネルギー機器・高速通信機器の普及へ貢献していくことに挑戦し続けている。これらのデバイス性能を実現する為には、高度な商品設計技術と製造工程で品質を作り込む生産技術が重要である。

ミリ波レーダを用いた呼吸波形計測における波形不連続性の低減
谷本 雄大、松浦 圭記、齋藤 啓介
ヒトの動きやバイタルサインを計測する人体センシングは、計測デバイスの普及と関連サービスの拡大に伴い我々にとって身近な存在となっている。様々な計測デバイスの中でも、人体と接触せずに非接触でヒトのバイタルサインを精度よく計測できるミリ波レーダが注目されている。

製品規模のシミュレーションと動的な探索を用いた電気的外乱の範囲推定手法の構築
藤田 浩志
製品には、様々な使用環境の変動に対して安定して動作するロバストな品質が要求される。電気製品では、急激な電圧・電流の変動などの電気的外乱に対して、動作が不安定になる条件を潰しこむ必要がある。

FEM解析と逆問題的アプローチを使ったバラツキに起因する製品特性挙動の明確化
夏田 遥介
設計段階で想定していなかった問題が、試作段階で初めて問題となって発生することがある。その要因の1つに、実機評価で制御/観測困難なバラツキによる影響が挙げられる。バラツキの振れ方によって出力値やその変化特性が一定にならない現象は、ロジックをもとに検証していく“順問題的アプローチ”で真のメカニズムを捉えることができない。

ミリ波レーダを用いた時系列クラスタリングによる複数人の呼吸数計測の実現
松浦 圭記、川上 莉穂、谷本 雄大、齋藤 啓介
医療や健康管理をはじめ様々な分野で、関連サービスの普及に伴い、バイタルセンシングへの需要が高まっている。その一つであるミリ波レーダは、非接触で複数人のバイタルサインを同時計測できる手段として有望視されている。ミリ波レーダでの複数物標の検出は、空間分離された反射波の強度情報に基づいて生成した点群を入力とするクラスタリングによる方法が一般的である。

数クロック単位で互換性を担保するASIC(Application Specific Integrated Circuit)リメイク手法
古石 憲男
近年、国内半導体業界は競争激化や半導体不足によるサプライチェーンの混乱に直面し、古いプロセスのASICの生産終了が進む中、我々は、顧客への商品供給維持のためにASIC生産終了時の対応に苦慮している。

作業時間自動計測に向けた多様な工場環境に対応できる人位置検知技術
宇治田 康浩、森 澪希
近年の生産現場では、多品種少量生産の増加、定職率の低下による新人作業者の増加等、生産性や製品品質の低下に直結するバラツキ要因が増加している。バラツキ要因の特定には長期間の作業時間データが必要だが、現在はワークサンプリング法と呼ばれるサンプリング計測手法しかなく、リアルタイムに継続的に情報を収集できない。

ぜひ、ご覧ください。

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