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お知らせ
2023.05.11

オムロンの技術論文が新しく6本公開されました【カテゴリ:ファクトリーオートメーション、デバイス&モジュール、新事業/新技術】

新たに6論文がweb公開されましたので、ご案内いたします。

プリント配線板における部分放電開始電圧・部位予測と高周波域への拡張
博田 知之,佐藤 博
近年の電力変換機器の高周波化や高電力化に伴い、多層のプリント配線板における絶縁破壊リスクが増大している。リスクに対応するため、高周波域への対応も含めた部分放電発生部位および部分放電開始電圧の予測技術が望まれていた。

設備全体の仮想化を実現する物理シミュレーションを用いたカスタムメカニカル機構
長谷川 直人,岩村 慎太郎,島川 はる奈,白田 聖人
近年は市場ニーズの変化が速く、製品ライフサイクルの短命化が進んでいる。このような市場動向に対応するため、より短い期間での生産設備の立ち上げが必要となる。これまでにオムロンはFA 統合開発環境Sysmac Studio において仮想化技術を導入し、3D シミュレーションによる設備の事前検証を可能にした。

伝送線路からの不要な放射の抑制によるミリ波レーダの方位推定精度の向上
小澤 尚志,谷本 雄大,齋藤 啓介
非接触でヒトやモノの位置などをセンシングする手段としてミリ波レーダが注目されており、車載や交通インフラ、ファクトリーオートメーション(FA)、ヘルスケアなど幅広い領域での活用が期待されている。レーダがターゲットの位置を正しく検出するためには、電波が到来した方位を高い精度で推定することが必要である。

サーボドライブシステムにおける高周波漏れ電流による伝導ノイズの解析手法検討
濱名 建太郎,徳崎 裕幸,上松 武
労働人口の減少、および脱炭素化に向けた生産現場の省エネルギー化が、社会的に大きな課題となっている。それに向けて、モータの回生電力を有効活用する方法が提案されており、サーボドライブのDC給電化が期待されている。

深層学習を活用したポリエステル系樹脂の難燃助剤特性予測とその難燃性評価
今泉 豊博,大谷 修
機構デバイスといった電子部材に使用されているポリエステル系樹脂に、臭素系難燃剤の難燃助剤として広く使用されている三酸化アンチモンは、RoHS(特定有害物質使用制限)候補物質として挙げられている。今回、深層学習技術を活用し、強度を有し且つ薄肉難燃性に適した三酸化アンチモンの代替を探索した。

CT型X線自動検査装置の視野間連続移動による高速検査技術
七呂 真
高度化する自動車の電子基板に対し、目に見えない部品のはんだ接合部の検査を行うため、我々はこれまでCT方式のX 線自動検査装置を提供してきている。しかし、当社の従来技術である連続撮像制御を搭載したVT-X750-V1/V2 では、検査対象となる視野への撮像系ステージの移動時に、停止と移動を繰り返していたため、加速と制動を行う時間のロスがあった。

ぜひ、ご覧ください。

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