今後の働きやすさを切り拓く。
部署で最初の男性長期育休取得者

部署では長期育児休暇取得者第一号となった、着本さんがつくり出した流れとは。

2009年新卒入社。IAB(インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー)の営業部門に配属され、東海エリアで約9年間コントローラ営業、自動車業界の顧客営業に従事。その後、本社の広報部門に異動し、戦略企画部、IR部を経て、20年からブランドコミュニケーション部でエグゼクティブコミュニケーションやインターナルコミュニケーションを担当。2022年5月から5ヶ月間、育児休職制度を利用。

グローバルに展開する広報部門から
初の男性長期育児休業を取得

モノづくりの製造現場に貢献する、制御機器事業部IABの営業部門でコントローラ営業や顧客営業を経験したのち、広報部へ異動しました。現在は、ブランドコミュニケーション部でエグゼクティブを中心とした、インターナルコミュニケーション全般を担っています。例えば、辻永順太社長のメッセージや日々の活動を紹介する「JUN-CHANNEL」の企画・運営、SF2030特設サイトのコンテンツ企画・運営や、TOGA(The OMRON Global Award)、経営陣がグローバル全社員の生の声を聴くエンゲージメントサーベイ・VOICEなどの社内コミュニケーションサイトやプロモーション企画など、業務は多岐にわたります。
そんな現在の部署で、私が育児休職を取得したのは2022年5月から9月までの5ヶ月間。それまで育休を取得する男性社員はもちろんいましたが、部署内で、男性としては初めての“長期”育児休職取得者となりました。

快諾された育休中も復帰後も
安心して柔軟に働き方改革!

新しい家族を迎えるとわかって、まずどのくらいの期間育児休職を取ろうかと考えた時に、子育てを妻に任せるのではなく、夫婦2人で関わり子どもの成長を見守っていきたいという想いが強かったので、最低3ヶ月間は必要だろうと考えました。長期で育休を取っていた営業時代の同僚や、他の男性育休取得者のメンバーからも話を聞き、夫婦共に初めての経験ということもあり、最終的には5ヶ月間で申請することにしました。
期間を除けば珍しいことではないとはいえ、会社に相談する際は否定的な反応だったらどうしようと少し緊張しましたが、実際は「それは絶対取得した方がいいよ」とポジティブに受け止めてもらい、安心して引き継ぎ業務ができました。復帰後すぐに自分が担当する予定の業務があったので、復帰してからの不安は特にありませんでした。

実際に育休生活が始まると、最初の1週間は目まぐるしく、家事をすべてこなしながら夫婦2人分の食事を1日3食、また数回ミルクを作っていたので、これが続くと自分の体が心配だなとも思いましたが(笑)、お互いの両親に助けてもらって随分楽になりました。育休期間は大人が2人いるし問題ないだろう、と思っていましたが、大変でしたね。
復帰後の現在は、在宅の場合は朝6~7時頃に起床し、子どものオムツを替えて遊び、朝食を食べさせて、仕事に入ります。17時半頃まで仕事をしたら、一旦業務を終了して子どものお風呂や寝かしつけを担当しています。出社する場合も、フレックスタイムを利用して16時半~17時半くらいに退社する日を設け、子供をお風呂に入れた後で必要に応じて業務を再開するなど、柔軟に対応しています。

部署のファーストペンギンとなって
男性社員の長期育休取得を当たり前に

私が育休取得について不安に思っていたことは、すべて上司や同僚との相談の中で解決しました。「夫婦2人で力を合わせて子育てするのはいいこと」と、背中を押してくれたのはマネージャーでしたし、復帰後に育児の状況を上司に相談すると、在宅やフレックスタイムを組み合わせて調整・配慮してもらえました。オムロンにはワークライフバランスを保つための制度は充実していますが、それだけではなく、周囲の人も一緒に解決策を考えてくれたことが有り難かったです。
部署で初めての男性での長期育休取得者となりましたが、実はその後同じ部署の男性社員が2人、同じく長期で半年の育休を取得しました。今後、男性の育休に対する理解がもっと進み、育休を取得したい男性社員が誰でも安心して制度を活用できるようになることを願っています。

着本2009年新卒入社
ブランドコミュニケーション部アシスタントマネージャー

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