教育振興

公益財団法人 京都オムロン地域協力基金の設立、支援

1984年3月、(財)伏見信用地域協力基金として設立し、その後(財)京都みやこ地域協力基金を経て2000年12月に(財)京都オムロン地域協力基金として事業を継承。
2011年10月に公益財団法人京都オムロン地域協力基金(オムロン基金)に名称変更し、今日に至っています。
大学進学生向け奨学金の給付事業をはじめ、京都府において、地域福祉の向上、青少年の健全育成、男女共同参画の推進、生活環境・地球環境の整備等のコミュニティ活動に関する事業を行い、地域社会の振興発展に寄与することを目的としています。

大学進学生向け給付型奨学金制度

オムロン基金は、将来への強い志と成長と社会貢献に意欲があり、京都府にゆかりのある大学進学生を支援するために、大学進学生向け給付型の奨学金制度を創設しました。昨今、大学進学率が倍増する中、2人に1人が奨学金を活用しているのが現状です。
その一方で、授業料が値上がりするなど、大学生は経済的に困難を抱えています。
オムロン基金は、このような状況の中、経済的な事情を理由に進路を変更せざるを得ない学生が存在すること、また、卒業後に多額の奨学金返済を行っている実態を社会的課題と捉え、オムロン基金ならではの、「給付型で返済不要」、「他の奨学金制度と併用可能」、「奨学生の卒業後の就職も本人の自由」という給付型奨学金を創設しました。
また、同奨学金制度の趣旨に賛同し、学生の志を応援するパートナーとしてご支援いただける企業・個人の皆様からの寄付金も募集しています。
オムロン基金は、同奨学金制度を通じて、次世代を担う若者の志、そして未来を応援します。