2021年11月キャリア入社。オムロンが取り入れる長期ビジョンにおける企業価値の最大化を目指すROIC経営に興味を持ち、銀行の営業職から転職。グローバル理財本部経理部の投資マネジメントチームに所属し、主査としてM&A時の価値評価や投資後の業績管理や改善策の検討、オムロンの各事業のポートフォリオマネジメントに従事。
事業を加速させ企業の成長につなげる
ファイナンスという仕事
銀行での営業職を経て、オムロンでは経理部の投資マネジメントチームで、「投資」という軸で幅広く携わっています。入社前に思い描いていた希望の業務に、想像以上に近い距離で関わらせてもらっていると感じています。例えばM&Aのような新規投資の価値評価や、すでに投資した案件が当初の計画通りに進められているかのモニタリング、また事業部の方が新しい投資をしたいといった時に、適時適切にサポートするのが業務です。メーカーであるオムロンは事業部門があってこそ。その事業部がやりたいことをサポートし、加速させるのが私たちの仕事です。答えがない仕事が多く大変なこともありますが、実行できた時にはとてもやりがいを感じますし、企業の成長につながっていると喜びもあります。本業で生み出した利益を活用・配分する業務なので、責任感を持って日々挑んでいます。
パフォーマンスを発揮するために
大切にするプライベートの時間
業務上、一番大切にしているのはコミュニケーションです。どんな業種にも必要なスキルですが、なにを課題だと考え、解決するためにどのように進めていきたいか、自分達の思考を整理して相手に伝えるということに日々難しさを感じています。
そうしたパフォーマンスを最大限に発揮するために意識しているのが、生活の質を高めること。生活が豊かだと仕事のモチベーションも上がりますし、集中力も高まります。私は会社の制度をフレキシブルに組み合わせて、プライベートな時間も充実させるようにしています。例えば定期的な通院の際や、体調のサイクルで優れない時期がわかっているような場合にはフレックスタイム制度や在宅勤務制度を使い、イレギュラーな場合には時間給制度を。1時間単位で換算してくれるのはとてもありがたいですね。趣味のイベントが定時前にスタートする時や、友人とゆっくり食事したい時、体力づくりのためのジムに行く時などに活用しています。
もちろん周囲の状況を見て調整していますが、誰もが自分の時間を大切にし、休む理由を伝える必要も、誰かの顔色を伺うこともなく制度を活用できるということが、何よりの福利厚生だと思っています。それは社員みんなも同じように制度を利用することができ、「持ちつ持たれつ」という気持ちが芽生えているからではないでしょうか。長期休暇を取る方は快く送り出されますし、ポジティブな雰囲気があります。いわゆる「いい人」が本当に多いなと感じるのも、上下関係に関わらず、お互いを「さん」付けで呼び合っているのも思いやりが感じられ、個人的なことですが働きやすさの理由の１つになっています。
また、社内ではキャリアアップにつながる講座や研修、セミナーがオンラインも含め、たくさん開催されていて、会社からも積極的に受けるようにとすすめられるので、業務時間内でも勉強したいことに時間を割けるのもありがたいです。
失敗してもまたチャレンジできる
前向きな時間と労力の使い方
職場で何か失敗すると、言い出しにくい雰囲気になってしまうことが多いと思います。思い切って打ち明け、原因を追求されるのが一般的だと思いますが、オムロンでは失敗したことに目を向けるのではなく、「では次回どうするか」という改善策が話し合われることが多く、失敗した方にも次のチャンスが与えられているように思います。前向きなことに労力と時間を割くというシーンを見るたびに、オムロンという会社のチャレンジ精神や探究心を感じています。
また入社してから、オムロン製品が想像以上に身近なところにたくさんあるということを知り驚きました。体温計や血圧計だけでなく、信号機や高速道路の管制システム、自動改札機などで、あまり目立つものではありませんが、広く社会の役に立つ、縁の下の力持ちといった製品が多いことを知り、嬉しく感じています。「よりよい社会」を築く一員として、キャリアを重ねていきたいです。
- 凪2021年キャリア入社
- グローバル理財本部経理部 主査
