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進化するCSR

どうなる?これからのCSR

CSR(企業の社会的責任)は進化しています。企業と社会がもっとCSRについて考えたり、議論を深められるような場や機会が増えることが、よりよい社会をつくることにつながります。

CSR報告書を定期的に発行したり、CSR(企業の社会的責任)を評価し仕入先を選定する「CSR調達」を取り入れるなど、日本の企業のCSR(企業の社会的責任)も活発化しています。
その理由として投資家が投資先を選定する際に、CSR(企業の社会的責任)の評価を取り入れる SRI(社会的責任投資)が広がりつつあることや、学生が就職活動の際に企業のCSR(企業の社会的責任)を確認するといったことも当たり前になってきました。

CSRは豊かな社会づくりにとって大変重要なテーマです。企業がさらにこのテーマに取り組んでいくためには、多様なステークホルダーを巻き込んでいくことが大切です。

進化するCSRイメージ

特に重要な役割を担うのが、われわれ消費者です 。地球温暖化の観点や、また東日本大震災を契機に省エネ意識が高まり、家電商品を買い換えるときも少し割高でも省エネ型商品を選んだり、さらに進んで太陽光発電を設置するご家庭も増えてきています。太陽光発電を導入したことによって、家族全員が発電量をこまめにチェックし、節電意識がぐっと高まることも多いようです。このように、太陽光発電の普及は地球温暖化やエネルギー問題の解決策の一つになっています。しかし、これまで隣接する家屋がそれぞれ太陽光発電システムを設置するとシステムトラブルが発生することが普及の障害になっていましたが、オムロンの「AICOT®」を搭載したパワーコンディショナがこの問題を解決し、普及の後押しに貢献しています。

私たちが毎日、どんな商品を選び、ひいてはどんな企業を応援するかで、社会はよくも悪くもなります。そのためには、まず企業を知ることが重要です。企業の発行するCSRレポートやWebサイトを読んでみて共感する部分があれば、商品やサービスを買ったり、周りの人に話しましょう。疑問に感じたら、問い合わせてみましょう。

そうすることで、企業も消費者の声を反映して、環境に負荷の低い、人権に配慮した安全な商品を第一に作るようになり、社員も「社会に貢献している」ことで自分の会社に誇りを持てるようになります。

最近では、CSV:Creating Shared Value=共通価値の創造、といって社会にとっての利益や価値と、企業の利益や価値を両立しながら、事業活動を通じて社会的課題を解決していくという経営戦略が注目されています。環境問題をはじめ、農業や地域の開発、栄養や健康といった問題を解決する技術革新が進み、それによって現地で雇用を増やせ、人々がより健やかで幸せになれるなら―世界はもっと住みやすいものになるはずです。

社会に貢献し、社員の働き甲斐を創造するCSR(企業の社会的責任)はこれからもますます重要になっていくでしょう。

これからもオムロンはよりよい社会の実現のために

私たちオムロンが、めまぐるしく変化する社会に対応したCSR(企業の社会的責任)を進めていくためには、常に視野を広げ、日々の行動を見つめ直し、個人と企業、個人と社会の関係を考えることが必要だと考えます。

オムロンは全社での取り組みとして、グローバル全社員への企業理念の浸透を推し進めています。企業理念実践の模範となる事例を選出し共有することで、事業を通じた社会的課題の解決にチャレンジし続ける組織風土づくりに取り組んでいます。

社憲

オムロンは経営戦略の中に「CSRの体系化と実践」を組み込み、CSRマネジメントの強化を推し進めています。社員の一人ひとりがCSRを理解し取り組み、「オムロングループの存在そのものが、CSRを果たしている」と言えることを最終的な目標とし、これからもよりよい社会の実現のために事業活動を展開していきます。

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