オムロン、国連グローバル・コンパクトのサミットで講演「新しいテクノロジーの導入で、持続可能な社会の実現を」
- 2024年08月30日
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長CEO:辻永順太 以下、オムロン)は、2024年8月、マレーシアのクアラルンプールにて、国連グローバル・コンパクト主催のアジア・オセアニア地域サミット「Forward Faster Now」(以下、「本イベント」)に出席し、パネルディスカッションで講演しました。
8月6日に行われた「Forward Faster Now」
本イベントは、国連グローバル・コンパクトが今年度から世界各地で開催している地域サミットです。政府、民間企業、国連グローバル・コンパクト加盟国ネットワークのリーダーや経営幹部が、同地域におけるSDGsの進捗状況を議論し、目標とのギャップを検証することで、地域特有の問題への解決策を明らかにすることを目的としています。アジア・オセアニア地域のサミットとして開かれた本イベントへは、マレーシアやインドネシア、インドなどから、約500名が参加しました。
オムロンは2008年に国連グローバル・コンパクトへの支持を表明し、同イニシアチブが定める4分野10原則(人権、労働、環境、腐敗防止)に沿って、事業活動を通じた社会的課題の解決に取り組んでいます。今回は、技術革新と持続可能な経済活動を通じて前向きな変化を牽引してきたことが評価され、パネルディスカッションの登壇者を務めることとなりました。
パネルディスカッションで議論を交わすオムロンのヴィレンドラ
登壇したのは、オムロン執行役員でマネジメントセンターオブアジアパシフィック社長 兼 グローバル人財総務本部グローバル人財戦略部長のヴィレンドラ・シェラーです。「イノベーションによるインパクト:アジア・オセアニア地域におけるAIと持続可能性」と題したセッションにおいて、社会的課題の解決、環境への影響の軽減、そして、ポジティブで持続可能な改革を推進するために、AI など、新しいテクノロジーを導入する必要性があると強調しました。
【オムロンの講演内容】
- オムロンは、企業理念「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」を実践するにあたり、創業以来「ソーシャルニーズの創造」を重視している。
- 長期ビジョン「Shaping the Future 2030」では、注力して解決するべき社会的課題を「カーボンニュートラルの実現」、「デジタル化社会の実現」、「健康寿命の延伸」の3つに設定した。
- これらの社会的課題を解決し、よりよい社会を創るには新しいテクノロジーの導入が欠かせない。
- オムロンは、製造現場のエネルギー生産性を倍増させる「EP100」の活動や、脳・心血管疾患の発症をゼロにする「ゼロイベント」活動など、最新の技術を自社の事業やソリューションに継続的に取り入れている。
- また、スタートアップ企業や学術研究機関とも協力し、新しい技術やソリューションを模索している。
- 社内でも、生成AI活用を推進するプロジェクトを立ち上げ、社員が有志で参加のうえ活用検証そして組織実装を進めている。
よりよい社会の実現に向けて、オムロンは、今後もAIをはじめとする最新のテクノロジーを事業活動やソリューションに取り入れることで、長期ビジョン「Shaping The Future 2030 (SF2030)」で掲げる社会的課題の解決に取り組んでまいります。
<国連グローバル・コンパクトの支持について>
https://sustainability.omron.com/jp/omron_csr/gc/
<オムロンのテクノロジー>
https://www.omron.com/jp/ja/technology/
<長期ビジョン 「Shaping the Future 2030」>
https://www.omron.com/jp/ja/sf2030/