世界最小クラスの超小型!MEMSサーモパイル「形D6T」を発売
- 2006年9月27日
- オムロン株式会社
オムロン株式会社は、次の新商品を10月下旬より発売します。
・形D6T MEMSサーモパイル <イメージ写真>
今回発売の形D6T MEMSサーモパイルは、本体のプリント基板サイズで11×11mmと世界最小クラスの超小型センサモジュールです。形D6Tは、10月3日(火)から7日(土)まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2006」に出展します。
開発の背景
対象物から放射される赤外線を検知することにより、温度を非接触で測定する赤外線式温度センサ(サーモパイル)は、放射温度計などの計測機器に用いられています。最近は機器の小型化が進展してきており、それに伴い内蔵されるセンサにも小型化の要求が出てきています。
特長
- 11×11mm(本体のプリント基板サイズ)の世界最小クラス
形D6Tは、MEMS技術で成し得た約1×1mmの小型温度検出素子の採用と、光学系にシリコンレンズを用いることにより、プリント基板を実装しモジュールになった状態で11×11mmの世界最小クラスのサイズを実現しました。 - 優れた応答性
周囲温度25℃で対象物温度190℃の時、90%応答で50ms以下の優れた応答性を有しています。
価格
オープン価格
販売目標
2007年度 20万個
生産工場
オムロン倉吉株式会社
主な定格・性能(代表機種)
電源電圧(VDD) | DC4.75~5.25V |
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検出温度範囲 | 150~250℃ |
出力電圧範囲 | 0.3~VDD-0.3V(負荷抵抗10kΩ以上にて) |
動作温度 | 5~100℃ |
消費電流 | 1.4~2mA(無負荷、VDD=DC5Vにて) |
外形寸法 | 11(W)×11(D)×12.5※(H)mm |
※ コネクタ端面とレンズ面との距離
- 詳細お問い合わせ先
- エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニー
セミコンダクタ統括事業部 マイクロデバイス事業部 企画部
部長 前葉 通尚
(担当:堀田 浩司)
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL:075-344-7074 - 現在この商品は発売しておりません