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2025年07月03日

機械学習分野における主要国際会議「ICML 2025」で、オムロン サイニックエックスの共同研究成果が採択

オムロン サイニックエックス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:諏訪正樹、以下 OSX)の共同研究成果が、「Forty-Second International Conference on Machine Learning (ICML 2025)」に採択されました。

「ICML」は「NeurIPS*1」とならび、機械学習などの分野において国際的に権威のある主要国際会議の一つです。2025年は7月13日から7月19日(現地時間)にかけてカナダ バンクーバーで開催されます。
*1:Neural Information Processing Systems

採択された研究論文は、以下のとおりです。

■The Harder Path: Last Iterate Convergence for Uncoupled Learning in Zero-Sum Games with Bandit Feedback

(茨の道:バンディットフィードバック設定のゼロ和ゲームにおける独立学習の最終反復収束)

著者 Côme Fiegel (ENSAE), Pierre Menard (Meta), Tadashi Kozuno, Michal Valko (INRIA), Vianney Perchet (ENSAE)
研究紹介 本論文では、プレイヤー間の情報共有が許されず、自身の報酬と行動のみを観測する独立学習およびバンディットフィードバック設定下での繰り返しゼロ和行列ゲームにおける学習を調べた。理論的に、最終反復のナッシュ均衡への収束を保証することには大きなコストが伴うことを示した。具体的には、達成可能な最良の収束率がO(1/T0.25)であり、平均反復収束の標準的な収束率O(1/T0.5)と比べて大幅に遅いことを示した。その後、定数因子および対数因子を除いて、この最適収束率を達成する2つのアルゴリズムを提案した。
関連ページ https://icml.cc/virtual/2025/poster/45419

※所属は、論文執筆時点のものです。現時点では、情報が異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

 

オムロン サイニックエックス株式会社について

オムロン サイニックエックス株式会社は、オムロンが考える"近未来デザイン"を創出する戦略拠点です。「AI」「ロボティクス」「IoT」「センシング」など、幅広い領域の最先端技術のトップ人財が研究員として在籍し、社会的課題を解決するために、技術革新をベースに「ビジネスモデル」「技術戦略」「知財戦略」を統合し具体的な事業アーキテクチャに落とし込んだ"近未来デザイン"を創り出します。また、大学や社外研究機関との共同研究を通じて「近未来デザイン」の創出を加速していきます。

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