株主優待制度を通じて7,854,000円を「iPS細胞研究基金」に寄付
- 2020年09月09日
- オムロン株式会社
オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁)は、2020年度の株主優待制度を通じて募った7,854,000円を、京都大学基金「iPS細胞研究基金」に寄付いたします。2020年5月から6月末までの募集期間で2,310件のお申し込みをいただき、2019年度の2,130件、6,730,000円を上回る額のご支援をいただきました。寄付金は、iPS細胞の医療応用や革新的研究の支援、研究者・研究支援者の確保、知的財産権の確保・維持の費用などに活用されます。
当社は、2013年に株主優待制度を導入し、当社ヘルスケア商品などの他、相当額の寄付をお選び頂ける社会貢献型の優待制度を取り入れています。2018年度より、京都⼤学 iPS細胞研究所(所在地: 京都市左京区、所長: ⼭中伸弥教授)のiPS細胞技術を用いた治療を一日でも早く患者さんに届けたいという活動趣旨に賛同し、寄付先に「iPS細胞研究基金」を選定しました。
オムロンは、事業を通じて社会的課題の解決に貢献するという使命のもと、今後も様々な活動を通じて、よりよい社会の実現に貢献して参ります。
京都大学基金「iPS細胞研究基金」の概要
iPS細胞研究の成果を一日も早く社会に還元するため、iPS細胞研究所において基礎から応用研究まで実施できる研究環境を整備し、研究の加速化を図ることを目的に2009年4月に京都大学基金の中に創設されました。
名称 | :京都大学基金「iPS細胞研究基金」 |
設立 | :2009年4月 |
募集期間 | :期間の定めなし |
目標額 | :各年度 10億円 |
募集方法 | :京都大学基金ホームページからの申込 京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)ホームページ等による申込書配布等 |
詳細については、 http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/fund/about.html#fund_inquiry をご参照ください。
寄付先に「iPS細胞研究基金」を選択した主な理由
- 京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)は、難病の治療法などiPS細胞を活用して確立するという社会的課題の解決のために研究を進めており、オムロンの企業理念とその実践における「世界中の人々の健康で健やかな生活への貢献」に通じる。
- 株主優待制度の選択肢に加えることで株主様にも企業理念実践への共鳴の輪を広げ、同基金への寄付を通じた将来のiPS細胞実用化を目指した研究に貢献する。
- 京都に本社を置く企業市民として、地元の大学における高度な学術研究や今後の革新的な研究を支援することで、地域コミュニティの発展に寄与する。
なお、当社の株主優待については今回をもって終了します。詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.omron.com/jp/ja/ir/irlib/pdfs/20200728_notice.pdf
オムロン株式会社について
オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、社会システム、ヘルスケアなど多岐にわたる事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約30,000名の社員を擁し、約120の国と地域で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/ をご参照ください。
- 本件に関する報道関係からのお問い合わせ先
- オムロン株式会社
ブランドコミュニケーション部
TEL: 075-344-7175