「知財功労賞」経済産業大臣表彰を受賞
- 2015年4月10日
- オムロン株式会社
オムロン株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役社長: 山田義仁)は、経済産業省・特許庁が実施している平成27年度「知財功労賞」において、経済産業大臣表彰を受賞いたしました。
当社は、企業理念を基に知的財産活動の指針を制定し、一貫性のある知財活動を推進しております。今回の受賞は、事業や研究開発と連動させた知財戦略を策定し、事業・技術と三位一体での知財活動を進めている点が評価されました。
オムロンは、今後も質の高い知財活動に取り組み、企業価値の向上と社会の発展に努めてまいります。
受賞のポイント
- 企業理念を基に制定した知的財産に関わるあらゆる行動の指針「知財行動指針」から導かれる「知財ポリシー」のもと、事業部門と知財部門が事業・技術戦略の整合を行い、それによって作成した知財シナリオ*に基づいて特許出願を行っている。また、顧客の出願特許から、顧客ニーズを抽出するプロセスと体制を構築し、開発テーマの決定に活用していることに加え、主要な特許の着眼点や効果をWEB上でわかりやすく解説することで、ライセンスや事業の自由度を確保するためのクロスライセンスを促進している。
- 世界80か国を網羅したグローバルな販売ネットワークを構築し、日本の知財部門に加え、中国、米国、欧州、シンガポールの各拠点が担当エリアの知財活動をサポートすることにより、グローバルで「OMRON」ブランドの保護に努め、侵害の監視、早期発見などに積極的に取り組んでいる。
- 業界初の太陽光発電システムの多数台連系時の単独運転防止技術「AICOT®」を標準化し、規格策定に際しては特許を一部開放。AICOT技術として、国内向けパワーコンディショナ全機種に搭載することで、太陽光発電の普及に大いに貢献している。
*)技術資産の蓄積・活用方法等を記載したもの
知財功労賞について
経済産業省・特許庁が、知的財産権制度の発展および普及・啓発に貢献のあった個人、制度を有効活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して、経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて「知財功労賞」と総称し、4月18日の「発明の日」にあわせて、毎年表彰しているものです。詳細は、下記URLにてご確認いただけます。
https://www.jpo.go.jp/torikumi/hiroba/h27_tizai_kourou.htm
オムロン株式会社について
オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約37,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。
詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/ をご参照ください。
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- オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部
広報担当 千代(ちしろ)
TEL: 075-344-7175