OMRON

Corporate | Japan
PRINT

-オムロンの人に優しい「卓球ロボット」-「米国メディアパネル・イノベーションアワード2014」グランプリ受賞

  • 2014年10月10日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役社長:山田義仁)の「卓球ロボット」は、このたびアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC2014」において、「米国メディアパネル・イノベーションアワード 」のグランプリを受賞しました。

受賞した卓球ロボット
<受賞した卓球ロボット>

「米国メディアパネル・イノベーションアワード」は、米国のIT・家電関係のジャーナリストが、CEATEC JAPANに出展された技術、製品、サービスを現場で徹底取材して、優れたものにアワードを授与するものです。独自の選考委員会が構成され、革新性に優れ、米国市場への影響力が高いと判断したものが選ばれる賞です。
(詳細:http://www.ceatec.com/ja/award/award02.html/

受賞の評価について、グランプリ審査委員長マイケル・カネオス氏は次のように述べました。
「オムロンの卓球ロボットに受賞が決まったのはテクノロジー産業の想像力を捉えて離さなかったからだ。自動化や工業用機械の分野で長きに渡りリーダーであるオムロンは、ロボット工学の次世代の中核技術を開発中だ。現在の産業用ロボットは決まった繰り返しの作業をこなすように作られているが、オムロンの卓球ロボットは変化のある環境下で色んな作業をするロボットの開発を可能にする試行実験の一つである。状況に臨機応変に対応するロボットは機能固定のロボット6-7体分の作業を行うことができる。しかし、そのようなロボット開発はリアルタイム処理能力、検知機能、そして機構における進歩が要求される。卓球ロボットを作るにあたりオムロンは多くの異なる分野の技術を活用しており、それは現在も進行中だ。オムロンはその成果を披露するのに賢いやり方を思いつき、今回のショーにおいて最も注目を集める展示の一つとなった。オムロンは、人々が数年先まで存分に経験できそうもない技術進歩について考えさせ始めるくらいのことを行ったのかもしれない。」

オムロンは"人と機械が最適に調和した豊かな社会"をつくるためのセンシング&コントロール技術の開発に取り組んでいます。今後、そうした社会を実現するためには、センシング&コントロールにThink(機械が自ら考えること)を加え、"機械が人に合せる"技術の進化が必要です。
卓球ロボットは、オムロンが目指す、"機械が人に合せる"人と機械のあたらしい関係づくりに向けた技術進化への挑戦をご覧いただくためのデモンストレーションです。人とロボットが卓球のラリーを長く続けることを目的に、相手の体の動きや球の位置情報から、球の軌道や速度を予測し、相手が打ち返しやすい位置と速度を考えて返球することで、ラリーを継続します。

オムロン株式会社について

オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。制御機器事業では、モノづくりを革新するオートメーション技術や製品群、顧客サポートの提供を通じ、豊かな社会づくりに貢献しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/ をご参照ください。

報道関係者からのお問い合わせ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部 担当:横田
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEL: 075-344-7175

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerはアドビシステムズ株式会社より無償配布されています。

ページ
上部へ