障がい者雇用・支援で社会をリードする「オムロン太陽株式会社」が、平成26年度「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞
- 2014年9月9日
- オムロン株式会社
オムロン株式会社(本社:京都府京都市 代表取締役社長:山田義仁)の特例子会社であるオムロン太陽株式会社(所在地:大分県別府市 代表取締役社長:渡邉祐一)は、このたび平成26年度の「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」を受賞いたしました。
当社は、経営指針の中で「企業市民の自覚と実践」を掲げています。この経営指針のもと、身障者など「制約のある人々」のQOL(Quality of Life)向上と、こうした人々が自立し、個性を輝かせる社会づくりを目指して、世界中の拠点でさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます。
なかでもオムロン太陽は、1972年に福祉施設・身障者・民間企業の協力によるわが国初の福祉工場として誕生以来、サステナビリティの方針である「障がい者雇用・支援で社会をリードする」の実践工場として、障がい者の雇用を積極的に進めてまいりました。個々のハンディキャップに適応した人材配置や設備の工夫・改善によって誰もが働きやすい作業環境を整備しながら、現在は、さまざまな障がいを持つ社員を中心に主要製品である制御機器のリレー用ソケット、OA用センサ、各種スイッチの生産などに取り組んでいます。このような長年にわたる障がい者の積極雇用や就業の安定、環境づくりなどの活動が高く評価され、このたびの受賞に至りました。
オムロンは、今後も障がいを持つ人々の就労を支援するとともに、従業員一人ひとりの能力向上への挑戦を支援していきます。また、障がい者雇用を通して企業理念の実現を継続すると共に、障がい者と健常者がともにやりがいや生きがいを実感できる社会づくりに貢献していきます。
「障害者雇用優良事業所等の厚生労働大臣表彰」について
厚生労働省が、障害者の雇用の促進と職業の安定を図るため、障害者を積極的に多数雇用している事業所や、永年にわたり障害者の雇用の促進と職業の安定に貢献された団体又は個人、模範的職業人として長期勤続されている優秀勤労障害者に対し、厚生労働大臣表彰及び高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長表彰を行っています。9月の「障害者雇用支援月間」にあわせて、障害者の職業的自立の意欲を喚起するとともに、障害者の雇用に関する国民、とりわけ事業主の関心と理解を一層深めるため、毎年行っているものです。 詳細は以下URLにてご確認頂けます。
厚生労働省 「26年度 障害者雇用優良事業所等表彰における厚生労働大臣表彰」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000055519.html
オムロン太陽株式会社について
社名: | オムロン太陽株式会社 (http://www.omron-taiyo.com/) |
所在地: | 大分県別府市大字内竈字中無田1393番1 |
設立: | 1972年2月4日(1972年4月8日創業) |
資本金: | 2,000万円 |
人員構成: | オムロン太陽 社員 61名(うち障がい者31名) 太陽の家 別府工場 従業員 41名(うち障がい者32名) 太陽の家 制御機器 授産生 9名(うち障がい者9名) 合計 111名(うち障がい者72名) |
代表取締役社長: | 渡邉祐一 |
参考情報: | オムロングループでは、1986年に設立された特例子会社オムロン京都太陽株式会社でも、障がい者の雇用就労の機会をつくり、仕事の安定供給を行い障がい者の自立を支援しています。 |
【参考】 別府工場従業員とは、太陽の家が雇用した従業員をいいます。
制御機器授産生とは、太陽の家の施設利用を希望して入所し、職業訓練を受けている者をいいます。
オムロン株式会社について
オムロン株式会社は、独自のセンシング&コントロール技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約38,000名の社員を擁し、110を超える国や地域で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.com/jp/ja/ をご参照ください。
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