公益財団法人 京都オムロン地域協力基金 平成25年度「京都ヒューマン賞」授賞者決定
- 2013年5月30日
- オムロン株式会社
公益財団法人 京都オムロン地域協力基金(理事長:作田久男 オムロン株式会社 取締役会長、所在地:京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801)は、「平成25年度 京都ヒューマン賞」(個人を対象とする「ヒューマン大賞」および団体を対象とする「ヒューマンかざぐるま賞」)の授賞者および団体を決定しました。贈呈式は6月5日(水)、リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区東堀川通り塩小路下ル)にて執り行います。
当基金は、京都府における地域福祉の向上、青少年の健全育成、男女共同参画などのコミュニティ活動に関する事業を行い、地域社会の振興発展に寄与することを目的としています。特に21世紀は「人に地球に優しい」をキーワードにした素晴らしい世紀になるという思いを込めて、今年度の授賞者および団体を、以下の3氏および3団体に決定いたしました。
オムロン株式会社は、「企業は社会の公器である」という基本理念のもと、多様なステークホルダーと対話し、信頼関係を構築するステークホルダー経営を実践しています。当基金も、こうした趣旨に基づいて活動しており、今後も良き企業市民として地域社会に貢献することを目指してまいります。
【第28回ヒューマン大賞】(50音順)
- ●加藤 博史 氏(かとう ひろし、昭和24年12月8日生まれ、63歳)
龍谷大学短期大学部 教授、社会福祉法人 京都光彩の会 理事長 - 福祉分野の研究者として大学で後進の指導にあたる傍ら、地域実践現場での活動も重視し、京都におけるボランティア活動振興の基盤づくりに多大な貢献をされた。特に、医療ケースワーカーのご経験に基づいて、平成9年に社会福祉法人 京都光彩の会を設立し、精神障がいのある方々の福祉と社会参加の支援に尽力されている。
- ●谷岡 孝子 氏(たにおか たかこ、昭和15年1月5日生まれ、73歳)
病院ボランティアコーディネーター
病院ボランティアグループ「ひまわり」代表・「ひといき会」会長 - 1980年から宇多野病院でボランティアグループ「ひまわり」代表としてボランティア活動を始められ、その後、病院ボランティアコーディネーターとして、患者さんと病院、ボランティア間の調整役を務められる。1993年(平成5年)には、京都博愛会病院で「ひといき会」を結成し、会長として患者さんがボランティアの人たちとともにコーラスなどを楽しむボランティア活動を行うなど、長年に亘り病院ボランティアとして貢献されている。
- ● 野上 芳彦 氏(のがみ よしひこ、昭和5年1月8日生まれ、83歳)
京都精華大学 名誉教授 - 終戦直後から日本でのボランティアの草分けとして、特に児童福祉の分野において知的障害児の福祉や教育問題について実践され、研究者としても大学で後進の指導にあたられながら、多くの著書の執筆や講演会による啓発活動を行ってこられた。京都府における社会保険医療や社会福祉領域においても、多くの役職を歴任するなど、京都の福祉向上の先頭に立って多大な貢献をされてきた。
【第24回ヒューマンかざぐるま賞】(50音順)
- ●特定非営利活動法人 環境市民(代表理事 杦本 育生 氏)
- 多くの自治体やNPO、専門家と連携した環境首都創造ネットワークの創設や、日本で初めてのグリーンコンシューマー活動の具現化によるグリーン購入法制定への働きかけ、また、鉄道会社やスーパーマーケットとの協働による地球温暖化防止キャラバン、旅行会社との協働によるエコ修学旅行など、企業とのパートナーシップ事業を自らの企画で実施されるなど、日本の環境NPOの草分け的存在として、持続可能で豊かな社会・生活を実現するための活動を展開されてきた。
(設立) 平成4年7月
(活動拠点) 京都市中京区麩屋町通二条下ル 第二ふや町ビル405
- ●社団法人 京都精神保健福祉推進家族会連合会(会長 野地 芳雄 氏)
- 昭和37年の京都府精神障害者家族会連合会の結成が、昭和40年の全国精神障害者家族会連合会の原動力となるなど、貴法人は全国に先駆けた活動を展開してこられた。精神障害者に対する社会的な偏見の中で、交流や学習の場を作り、心を病む子ども達の自立を願う家族が地道に活動を続けてこられた。また、府民や関係機関への働きかけを行い、精神衛生法や障害者基本法、精神保健福祉法の整備や精神障害者の自立、社会参加に向けた支援の広がりに大きな役割を果たし、京都の精神保健福祉に貢献されてきた。
(設立) 昭和37年(法人認可平成19年)
(活動拠点) 京都市右京区花園伊町27
- ●社会福祉法人 るんびに苑(理事長 藤 大慶 氏)
- るんびに苑の「るんびに学園」は、京都府下で唯一の情緒障害児短期治療施設です。親の虐待、養育放棄、その他の理由で発達に障害をきたし、種々の問題行動を引き起こすため家庭や社会から疎外されていた児童・生徒を、生活指導・心理治療・学校教育の3面から育て直しをされている。理事長の藤様は、それまでの20年にわたる青少年との関わりの結果、大勢の賛同者の協力を得て、綾部市に同学園を開園され、多大な貢献をされてこられた。
(設立) 平成14年5月
(活動拠点) 京都府綾部市十倉中町米谷16
◆京都ヒューマン賞の「ヒューマン大賞」と「ヒューマンかざぐるま賞」について
ヒューマン大賞 | ヒューマンかざぐるま賞 | |
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選考内容 | 当基金の事業目的である地域の社会福祉、青少年健全育成、女性の地位向上や社会参加、生活環境・地球環境等の整備の分野を中心として広く社会に貢献され顕著な功績のあった個人に対し贈呈する賞 | 当基金の事業目的である地域の社会福祉、青少年健全育成、女性の地位向上や社会参加、生活環境・地球環境等の整備、ボランティア活動などの分野で長年にわたり地道な活動を続けてこられた団体(グループ)に贈呈する賞 |
対象 | 個人 | 原則団体 |
件数 | 1~3名 | 3組(団体、グループ) |
副賞・賞金 | 楯・賞金 | 楯・賞金 |
平成26年度「京都ヒューマン賞」の候補者募集については、10月上旬に当基金のホームページに掲載する予定です。(https://www.omron.com/jp/ja/about/social/fund/)
◆京都ヒューマン賞 贈呈式・懇親パーティーについて
下記のとおり、本年度の贈呈式を開催いたします。
日時:平成25年6月5日(水) | 11:00~12:00 | 贈呈式 | |
12:00~13:00 | 懇親パーティー |
場所:リーガロイヤルホテル京都 ( 京都市下京区東堀川通塩小路下ル松明町1 ) |
・贈呈式 | : 2階 桜の間 | |
・懇親パーティー | : 2階 松の間 |
公益財団法人 京都オムロン地域協力基金 概要
名称 | : | 公益財団法人 京都オムロン地域協力基金 (英文名 KYOTO OMRON COMMUNITY FOUNDATION) |
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所在地 | : | 京都市下京区塩小路堀川東入 オムロン京都センタービル内 TEL:075(343)7211 / FAX:075(365)7234 |
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理事長 | : | 作田 久男 (オムロン株式会社 取締役会長) *6月5日開催の評議員会および理事会において、新理事長に立石文雄氏(オムロン株式会社 取締役副会長)が就任予定です。 |
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設立年月等 | : |
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目的 | : | 京都府において、地域福祉の向上、青少年の健全育成等のコミュニティ活動に関する事業を行い、もって地域社会の振興発展に寄与することを目的とする | ||||||||
事業内容 | : |
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基本財産 | : | 2億3,500万円 |
役員
平成25年5月29日時点・五十音順
- ■評議員
評議員 友久 久雄 龍谷大学 教授 評議員 鍋谷 剛 オムロン株式会社 総務部長 評議員 平井 紀夫 認定NPO法人全国被害者支援ネットワーク 理事長 評議員 吉田 誠司 弁護士 (以上 4名)
- ■理事・監事
理事長 作田 久男 オムロン(株) 取締役会長 *6月5日開催の評議員会および理事会において、新理事長に立石文雄氏(オムロン株式会社 取締役副会長)が就任予定です 専務理事 立石 忠雄 元オムロン(株) 取締役副社長 *6月5日開催の評議員会および理事会において、新専務理事に宮川博司氏(前オムロン株式会社 執行役員 取締役室長)が就任予定です 理事 上杉 孝實 京都大学 名誉教授 理事 岡本 民夫 同志社大学 名誉教授 理事 小野 了代 公益社団法人 日本国際民間協力会 理事長 理事 木下 博夫 公益財団法人 国立京都国際会館 館長 理事 湯浅 叡子 一般財団法人 千里文化財団 顧問 監事 草木 慶治 元京都府 副知事 監事 千森 秀郎 弁護士 (以上 理事7名、監事2名)
- 詳細お問合せ先
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公益財団法人 京都オムロン地域協力基金
事務局長 清原 毅
〒600-8234 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801
TEL:075-343-7211