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製造現場の省エネ活動を加速する クランプ電力ロガーを発売

  • 2012年6月28日
  • オムロン株式会社

クランプ電力ロガー 形ZN-CTC11

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田義仁)は下記の新商品を7月2日から発売します。

クランプ電力ロガー

2011年8月に発売した簡易電力ロガー形ZN-CTXシリーズは、装置や生産ラインを止めることなく簡単に電力量の確認ができるというコンセプトでご好評をいただいておりますが、このたび、その"簡単さ"をさらに追求し、業界初*のクランプ一体型を実現したクランプ電力ロガーを発売します。

クランプ電力ロガー本体には電力量を確認するためのLCD表示器や計測データを記録するフラッシュメモリを搭載し、リチウム二次電池も内蔵しているため、これ1台でより簡単かつ手軽に電力量の把握が可能となります。

各作業フロアの分電盤や装置の電力量を計測することで、総消費電力量に対する影響度や時間毎の変化を把握することが可能となり、より効率的で削減効果の高い省エネ活動に貢献します。また、装置を止めることなく電源線に取り付け可能なため、稼働率が優先される生産ラインにおいても安心してご使用いただけます。

*2012年6月当社調べ

クランプ一体型で追求した3つの“簡単さ”

  1. 電源線にクランプを取り付けるのみの“簡単”設置
  2. 電力ロギングの開始/停止はREC/STOPキーの“簡単”操作
    • 計測電流値に加え、自動換算した電力値も表示
  3. 計測データは本体表示だけでなく、PCにも“簡単”取り込み可能
    • 大容量メモリを搭載。1秒間隔で約20日分のデータを本体に記録。
    • 計測データはUSB接続でPCに取り込み、付属の無料ソフトで分析可能。

主な特長

  1. 装置を止めずに簡単設置
    通常の電力計測は、電流と電圧の乗算で計測を行います。電圧計測においては分電盤のブレーカなどに直接配線する必要があり、取り付け、取り外しのたびに装置やラインを止めるため、安定した生産に支障をきたす場合がありました。クランプ電力ロガー形ZN-CTC11は電圧配線することなく本体を電源線にクランプ(取り付け)するだけで、リアルタイムに電力量を表示でき、ラインや装置を止めることなく電力量の記録が可能です。

  2. 業界最小クラスの電力ロガー
    装置やライン近くの分電盤(配電盤)など狭い場所で電力計測する際、設置場所が限られるため、分電盤から線を引き出したり、扉を開放状態のまま計測するなど、安全や美観の観点で問題がありました。
    クランプ電力ロガー形ZN-CTC11はこのような問題に応えるため本体にクランプ、バッテリ、メモリ、表示器を搭載したオールインワンモデルにしました。本体が小さいので狭い盤内でも取り付けが簡単です。
    また、リチウム二次電池駆動により、電源配線不要でどこでも計測が行え、1秒間隔の計測で約1週間の連続動作*1が可能です。

    *1計測間隔を広げることで連続動作時間が長くなります。

    クランプ電力ロガー形ZN-CTC11

  3. 電力量の効率的な記録・分析を実現
    電力量(換算値)は本体のボタンを押すだけで簡単に記録することができます。
    また、計測データはUSB経由でPCへ取り込み、付属のソフトでグラフ表示をすることが可能です。
    さらに、ソフト上では、すでに発売している温湿度ステーション(形ZN-THX21-S)の計測データとの一元管理が可能です。電力量と温湿度の変化を並列表示できるため、使用している電力量と、装置周辺温度や湿度の因果関係を把握でき、無駄エネルギー削減に貢献します。

    付属ソフト Energy Viewer専用ソフトでデータの一元管理が可能

主な仕様

項目 内容
1次側定格電流 200A ※
適用回路 単相2線、三相3線(三相平衡)
記録間隔 1s/2s/5s/10s/20s/30s/60s
演算機能 瞬時電力・電流値(本体) 積算電力量(PC)
※ 電流だけで電力を計算しますので、電圧や力率が変動する場合は誤差が発生します。
記録装置 リチウム二次電池 (USBにより充電)
電池持続時間 約1週間
※ 記録間隔1s、周囲温度23℃時。計測間隔を広くすることで電池持続時間が長くなます。
付属品 取扱説明書、CD-ROM
USBケーブル(mini-B)、ハンドストラップ

※・・・計測範囲:1.2A~240A

標準価格(税別)

形ZN-CTC11
29,800円

お客様からの詳細お問い合わせ先

オムロン株式会社
お客様相談室
0120-919-066

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