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「誠実な企業」賞 2012 -Integrity Award- 最優秀賞を受賞

  • 2012年3月22日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:山田 義仁)は本日、企業の社会的責任(CSR)や企業倫理、コンプライアンス、内部統制等で優れた取り組みを行う企業を表彰する「誠実な企業」賞2012 -Integrity Award-(主催:「誠実な企業」賞2012-Integrity Award-審議会)の「最優秀賞」を受賞しました。

当社が「最優秀賞」を受賞したのは、"企業は社会の公器である"との企業理念を掲げ、トップ自らがグローバルレベルでその浸透と推進に熱心に取り組み、グループ内の意識の共有と向上に努めていることや、国際的なイニシアティブに参加して日本企業の中で中心的な役割を果たしていることなどが、CSRの観点から高く評価されたものです。

本日、東京証券取引所内東証ホール(東京都中央区)において表彰式が行われ、当社代表取締役会長の作田久男が出席し、表彰状と記念品を受け取りました。また、最優秀賞受賞企業として、「オム ロンの価値観の共有活動」と題して、グローバル拠点を経営トップが順次訪問し、企業理念を共有するために実施している活動を中心に講演を行いました。

当社は今後も、「誠実な企業」としての高い意識を持ち続け、グローバルで社会的な責任を果たしてまいります。

「誠実な企業」表彰式

「誠実な企業」表彰式

「誠実な企業」賞とは

同賞は2002年に創設され、「誠実な企業」賞審議会が運営する表彰制度です。企業経営において、誠実さの重要性を示すとともに、企業の社会的責任を重視する誠実な経営が中長期的に見て高い競争力を持つことを評価しつつ、こうした意識が高く優れた取り組みを行う企業を社会的に応援することを目的としています。

「誠実な企業」賞の選考プロセス

株式会社インテグレックス(所在地:東京都渋谷区広尾5-8-14 東京建物広尾ビル7F、代表取締役社長:秋山をね氏)が、2011年下期に全上場企業約3,600社を対象として第11回「インテグレックス 企業の誠実さ・透明性(倫理性・社会性)調査」を実施。同調査を基に「誠実な企業」賞審議会に企業を推薦。同審議会が審議し、受賞企業が決定される。

当社代表取締役会長 作田久男の講演要旨

オムロンの経営・事業の活動は、53年前の1959年に創業者・立石一真が定めた社憲「われわれの働きで われわれの生活を向上し よりよい社会をつくりましょう」が原点となっています。その精神は「企業の公器性」にほかなりません。企業理念は1990年に制定し、以来2回の改定を経て、2006年5月に現在の企業理念となりました。基本理念には社憲の精神である「企業の公器性」を直接的に表現した「企業は社会の公器である」を据え、この考え方を大事な価値観として全グループに継承することを明示しました。

2007年から08年には、CSR担当取締役が東南アジア、北米、欧州、中華圏、そして日本の5エリアの拠点を順次訪問し、改定した企業理念について説明を行いました。そして、昨年2011年からは、社長が長期ビジョンであるVG2020について社員とディスカッションを行うとともに、会長の私と副会長がグローバル拠点を順次訪問し、現地幹部社員と少人数単位でオムロンが大切にする企業理念の価値観について中身の濃いディスカッションを行い、お互いの認識を確認しています。今年の夏までに、企業理念に関するディスカッションの回数は海外中心に約40回を予定しています。

グローバルで継承したい価値観の一つは「人間性の尊重」です。私は「人間性の尊重」はすべての企業活動の基本であると考えています。国や地域、民族、宗教の違いがあっても、社員がお互いの存在を認め、考えの違いを理解し合うことによって、仲間意識や協力が生まれます。多様性を尊重する企業文化の中で、社員一人ひとりが創造性を発揮し、社会に貢献していく。そして、社会から信頼できる企業、必要な企業だと認めていただくことで、企業の価値は高まり、永続的に存在し続けることができると考えています。

このためには、共通の価値観である企業理念をグローバルの社員全員が理解し、自分たちの存在価値を認識し、その実現に向けて実践し続けなければなりません。経営者としての重要な役割は、このようなカルチャーをもった企業グループにすることだと考えており、これからも継続した活動を展開していく所存です。

詳細お問い合わせ先
オムロン株式会社
コーポレートコミュニケーション部長 国宗 昌一
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入
TEl : 075-344-7175

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