財団法人 京都オムロン地域協力基金（理事長：立石信雄・オムロン株式会社相談役、所在地：京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801）は、「平成22年度 京都ヒューマン賞」（ヒューマン大賞およびヒューマンかざぐるま賞）の受賞者および団体を決定し、贈呈式を6月4日（金）、リーガロイヤルホテル京都（京都市下京区東堀川通り塩小路下ル）にて行います。

当財団は、京都府における地域福祉の向上、青少年の健全育成、女性の地位向上などのコミュニティ活動に関する事業を行い、地域社会の振興発展に寄与することを目的としています。
21世紀は「人に地球に優しい」をキーワードにした素晴らしい世紀になるという思いを込めて、今年度の受賞者および団体を、以下の3氏および3団体に決定しました。

オムロン株式会社は、「企業は社会の公器である」という基本理念のもと、多様なステークホルダーと対話し信頼関係を構築する、ステークホルダー経営を実践しています。当基金も、こうした趣旨に基づいて活動しており、今後も良き企業市民として地域社会に貢献することを目指してまいります。

●谷垣 雄三 氏　　外科医（西アフリカ・ニジェール共和国在中）

西アフリカ・ニジェール共和国において、医療施設のない地方に私費を投じて病院を建設し年間1千件を越える手術を行なってこられた。また、不足する外科医や外科対応が出来る看護士の育成にも注力され、30年間の長きに渡り、現地の医療活動に貢献された。
（活動拠点）京都府京丹後市峰山町（谷垣雄三医師を支援する会）

●友久 久雄 氏　　龍谷大学臨床心理学教授、京都教育大学名誉教授

障害幼児の親子キャンプや知的障害児のスキーキャンプを指導し有効性を明らかにするとともに、不登校児の長期サバイバルキャンプの実践に取り組み成果をあげてこられた。子どもから老人までを対象にした幅広い活動で地域の社会福祉に貢献された。
（活動拠点）京都市下京区七条大宮東入大工町

●宮井 久美子 氏　　社団法人 京都犯罪被害者支援センター 事務局長

市民の生活水準の向上に関する様々な実践活動を展開し、人間の尊厳や女性の地位向上に貢献された。昨今は犯罪被害者を総合的に支援していく活動に取り組まれるなど、一貫して日々の生活に悩み、苦しんでいる人々の支援を行う自主的活動に関わられている。
（活動拠点）京都市上京区下立売通新町

●竹文化振興協会（理事長　黒田 正弦 氏）

日本人の心と生活に溶け込んだ「竹」を守り育て、活かすことを目的に創設され、環境や人にやさしい竹に関する文化･芸術、産業開発、研究･教育の全般について啓発活動を展開されている。
（設立）　昭和51年4月
（活動拠点）　京都市左京区岡崎成勝寺町

●朗読ボランティア「さえずり会」（代表　冨江 由美 氏）

視覚障害者に役立つ情報として市民新聞の音訳、テープ図書の発行などを行なっており、なかでもテープ図書「さえずりジョッキー」を20年以上にわたり、市内外のリスナー約400人に毎月届けられている。
（設立）　昭和58年9月
（活動拠点）　京都市北区紫野花ノ坊町

●唐橋社会福祉協議会（会長　木浦 正雄 氏）

住民の自治に根ざした福祉の視点で暮らしやすい街づくりを目指し、障害者の参加による避難訓練といった障害者福祉活動など、他地域の範となる先進的な活動に取り組まれている。
（設立）　昭和43年3月
（活動拠点）　京都市南区吉祥院西定成町

◆京都ヒューマン賞の「ヒューマン大賞」と「ヒューマンかざぐるま賞」について

◆京都ヒューマン賞　贈呈式／パーティーについて

以上

詳細お問合せ先

財団法人　京都オムロン地域協力基金
事務局長　吉田英行
〒600-8234　京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町801
TEL：075-343-7211