30歳代~50歳代の男女1200人に聞く生活習慣に関する意識調査アンケート 健康管理、実行していますか? ~オムロン ヘルスケア調べ~
- 2009年1月19日
- オムロン ヘルスケア株式会社
オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:山田義仁)は、平成21年2月1日(日)~同月7日(土)の『平成20年度生活習慣病予防週間』*1に先立ち、30代から50代の男女1200人に対して、生活習慣病に関する意識調査を実施しました。
今回の調査では、2006年1月の調査発表開始以来初めて「メタボリックシンドローム*2という言葉を聞いたことがない」という回答が0人となりました。
*1 健康づくりのための正しい知識の普及啓発を目的として厚生労働省が定めた予防週間。その趣旨は、自らの生活習慣を見直し、行動変容を促すために必要な情報を提供することです。
本年度は、「自分流 楽しく続ける 健康づくり」をスローガンに、生活習慣病予防対策全般について一層の推進を図るため、定期的な運動習慣の獲得、正しい食生活の確立、禁煙、定期的な健康診査の受診等のために必要な情報の提供を図り、その予防を強力に推進することとされています。
厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/public/bosyuu/iken/p1222-1.html
*2 『メタボリックシンドローム』とは、肥満に加えて、高血圧、糖尿病、高脂血症といった、動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患に繋がる危険因子を複数持った状態のこと。
【メタボリックシンドロームの診断基準】
- ウエスト径(腹囲)男性:85cm以上、 女性:90cm以上
- 上記ウエスト径(腹囲)基準に加え、以下の1~3までのうち2項目以上該当する。
1)脂質:中性脂肪 150mg/dl以上 または、HDLコレステロール40mg/dl未満
2)血圧:収縮期血圧 130mmHg以上 または、拡張期血圧 85mmHg以上
3)血糖:空腹時血糖 110mg/dl以上
調査結果の概要
-
「メタボリックシンドローム」という言葉を知っている人が4年連続増加し、90%を突破。知らない人は、調査以来初めて0人。
「メタボリックシンドローム」という言葉を「知っている」と回答した人は全体(1200人)のうち1083人(90.3%)と、2006年の調査発表開始以来はじめて90%を超えました。さらに「知らない」と回答した人は0人となりました。
-
女性より男性の方が、自分を「太っている」と感じ、肥満解消(ダイエット)の必要性を感じているが、実際に努力しているのは女性の方が多い。
男性の336人(56.0%)、女性の250人(41.6%)が、自分のことを「太りすぎ/太っている」と感じ、男性の439人(73.2%)、女性の426人(71.0%)は、「肥満解消(ダイエット)の必要性を非常に/やや」感じています。しかし、ダイエットの必要性を非常に/やや感じている人のうち、実際にダイエットの努力をかなりしている/まあしている人は、男性が240人(54.7%)、女性が264人(62.0%)と、女性の方が多く なっています。40代男性においてはダイエットの努力をかなり/まあしている人56.5%と、昨年の50.0%から大幅に増えており、この年代のメタボリックシンドロームへの関心の高さがうかがえます。
-
女性の半数が、週に数回は体重測定をしている。
女性の193人(32.2%)が体重を毎日/ほぼ毎日測定しており、週に数回を含めると、313人(52.2%)と、半数以上の女性がこまめに体重をチェックしています。一方男性は、毎日/ほぼ毎日は106人(17.7%)、週に数回を含めても206人(34.4%)にとどまりました。
-
全体のほぼ半数の人が、日ごろから「歩くこと」を心がけている。
全体の575人(47.9%)が、日ごろから歩くことを心がけています。その内容は、毎日、連続15分以上歩く、週末まとめて歩くなど、それぞれの生活に合わせて工夫しています。1日の平均歩数は、5000~8000歩が32.1%で一番多くなっています(歩数計でカウントしている方)。
-
全体の約65%が、過去1年間に健康診断を受け、昨年の調査より約10%増加した。
全体の790人(65.8%)が、過去一年間に健康診断を受けていると回答し、昨年の調査(56.3%)より9.5%増えました。特に30代男性の受診率は、大幅に増えています。
調査概要
-
調査対象者 : 30歳から59歳までの男女1200人
年代 男性 女性 30-39歳 200 200 40-49歳 200 200 50-59歳 200 200 小計 600 600 合計 1200 -
調査方法 : インターネット
-
調査期間 : 2008年12月26日(金)~28日(日)
主な調査結果の詳細
-
「メタボリックシンドローム」という言葉を知っている人が4年連続増加し、90%を突破。知らない人は、調査以来初めて0人。
「メタボリックシンドローム」という言葉を「知っている」と回答した人は全体(1200人)のうち1083人(90.3%)と、2006年の調査開始以来はじめて90%を超えました。さらに「知らない」と回答した人は0人となりました。
<グラフ1-1>『メタボリックシンドローム』という言葉を知っていますか?(単一回答)
<グラフ1-2>『メタボリックシンドローム』の認知の推移
-
女性より男性の方が、自分を「太っている」と感じ、肥満解消(ダイエット)の必要性を感じているが、実際に努力しているのは女性の方が多い。
男性の336人(56.0%)、女性の250人(41.6%)が、自分のことを「太りすぎ/太っている」と感じ、男性の439人(73.2%)、女性の426人(71.0%)は、「肥満解消(ダイエット)の必要性を非常に/やや」感じています。しかし、ダイエットの必要性を非常に/やや感じている人のうち、実際にダイエットの努力をかなりしている/まあしている人は、男性が240人(54.7%)、女性が264人(62.0%)と、女性の方が多く なっています。
40代男性においてはダイエットの努力をかなり/まあしている人56.5%と、昨年の50.0%から大幅に増えており、この年代のメタボリックシンドロームへの関心の高さがうかがえます。<グラフ2-1>現在のご自分の状態をどのように感じていますか?(単一回答)
<グラフ2-2>肥満解消(ダイエット)の必要性を感じていますか?(単一回答)
<グラフ2-3>あなたは肥満解消(ダイエット)に向けた努力をしていますか?
(上記で、「非常に感じている/やや感じている」の回答者、単一回答)ご参考:男性の年代別努力度の変化
-
女性の半数が、週に数回は体重測定をしている。
女性の193人(32.2%)が体重を毎日/ほぼ毎日測定しており、週に数回を含めると、313人(52.2%)と、半数以上の女性がこまめに体重をチェックしています。一方男性は、毎日/ほぼ毎日は106人(17.7%)、週に数回を含めても206人(34.4%)にとどまりました。
-
全体のほぼ半数の人が、日ごろから「歩くこと」を心がけている。
全体の575人(47.9%)が、日ごろから歩くことを心がけています。その内容は、エレベーターやエスカレータを使わずに階段を使う、近所への買い物など近くの移動は車を使用しないようにしている、などは男女共通して多くなっています。また、男性では週末まとめて歩く、女性では家の中などでこまめに歩くようにしているなど、それぞれの生活に合わせて工夫しているようです。1日の平均歩数は、5000~8000歩が32.1%と一番多くなっています(歩数計でカウントしている方)。
<グラフ4-1>日ごろから「なるべく歩く」ことを心がけていますか?(単一回答)
<グラフ4-2>「なるべく歩く」とは、どの程度のことですか?
(「心がけている」回答者、複数回答) -
全体の約65%が、過去1年間に健康診断を受け、昨年の調査より約10%増加した。
全体の790人(65.8%)が、過去一年間に健康診断を受けていると回答し、昨年の調査(56.3%)より9.5%増えました。特に30代男性の受診率は、大幅に増えています。
健康診断受診者のうち、約7割の524人(68.6%)が、勤務先や学校などの定期診断を受診しています。<グラフ5-1>この1年間に健康診断を受けましたか。(単一回答)
ご参考:昨年度調査結果
ご参考:年代別受診率の変化
<グラフ5-2>一番最近受けた健康診断の種類を教えてください。(単一回答)
- 詳細お問い合わせ先
- オムロン ヘルスケア株式会社
- E-mail:pr_ohq@omron.co.jp
- 一般の方のお問い合わせ先
- オムロン ヘルスケア お客様サービスセンター
フリーダイヤル:0120-30-6606
(受付時間 9:00~19:00[祝日を除く月~金])
オムロン ヘルスケアサイトはこちら