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世界初のリアルカラー3次元視覚センサ 3次元画像センシングを実用化“FZD”シリーズを発売

  • 2007年9月20日
  • オムロン株式会社

オムロン株式会社は、10月1日より次の制御機器新製品を発売します。

・世界初 リアルカラー3次元視覚センサ FZDシリーズ  <イメージ写真>

オムロンは従来2次元計測にとどまっていた視覚センサの領域を3次元計測の世界へ拡大します。
「FZDシリーズ」は特に自動車業界で要望の高い3次元でのインライン画像計測をステレオ方式(※1)により実現。これにより、ボディー組み付け後の車体精度検査や、大型部品の組み付け穴位置検査などの検査工程を自動化します。
従来オフライン(抜き取りでの検査)での使用に限られていた3次元画像計測をインライン(生産ライン内)での実用レベルにすることで、生産効率を高めるとともに、高付加価値製品の品質管理に貢献します。

(※1)ステレオ方式:カメラを2台使用し、1台目のカメラと2台目のカメラでの見え方の差を演算することでカメラ1台では計測できなかった、奥行きの計測を可能にする方式。

主な特徴

  1. 計測距離2mの長距離計測とXYZ方向0.1mmの計測精度を実現

    「FZDシリーズ」には株式会社三次元メディア社との共同技術開発により実現した3次元空間キャリブレ ーション技術(※2)を搭載。計測の長距離化と高精度化を同時に実現しました。
    当社独自の「リアルカラーセンシングアルゴリズム」との組み合わせにより、これまで課題となっていた 多種多様な車体色にも対応、さらに2次元検査との組み合わせにより、位置精度にばらつきのある生産ラインでの安定計測を可能にします。

    (※2)3次元空間キャリブレーション:2台のカメラで撮像した画像の座標を1つの3次元座標系で処理するための校正作業。

  2. 2次元計測並みの手軽さで3次元計測を実現

    FZDシリーズでは3次元計測を可能にする3Dビジョンカメラをラインナップ。現場でのわずらわしい作業を排除し、手軽に高精度な3次元計測ができるよう仕上げました。また、従来の2次元視覚センサとユーザインターフェースを共通化。操作面での難易度を解消し、生産現場への導入が可能です。

標準価格

オープン価格

販売目標

初年度1,000台

担当工場

綾部工場

詳細お問合せ先
オムロン株式会社
インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー   
センシング機器統轄事業部 アプリセンサ事業部
画像センシングPMグループ プロダクトマネージャー 山菅 聡太 (担当 大原 聖史)  
〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入   
TEL:075-344-7068

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