セイコーエプソン子会社の半導体事業用資産の譲受を完了 ~4月2日より「オムロン セミコンダクターズ」操業開始~
- 2007年3月30日
- オムロン ヘルスケア株式会社
オムロン株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:作田 久男、以下オムロン)は、さきにセイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、代表取締役社長:花岡 清二、以下エプソン)と、エプソンの連結子会社である野洲セミコンダクター株式会社(本社:滋賀県野洲市、代表取締役社長:五味 嗣夫、以下YSC)の半導体事業の事業用資産を譲り受けることに関して基本合意(※)をしており、このたび最終契約の締結を経て3月30日に譲受を完了しました。これを受け、オムロン100%出資子会社である「オムロン セミコンダクターズ株式会社」(社内略称:OSC)を4月2日より操業開始します。
(※)基本合意については2006年10月25日に発表しております。
新会社は、8インチCMOSラインによる不揮発性メモリ、ロジックIC等の受託生産からスタートし、オリジナルの半導体素子など順次、生産品目を拡大していきます。2007年度の売上高は30億円、2010年度には50億円以上を目指します。
当社は半導体関連製品として、汎用品にない機能とコストパフォーマンスを実現したカスタムICや半導体生産プロセスを用いたフローセンサや圧力センサなどのMEMS製品の開発・生産・販売を行っています。OSCの操業開始により、半導体関連事業の一層の成長を図ると共に、オムロングループ内の半導体を用いた製品群の強化を推進していきます。
譲受内容
YSCが滋賀県野洲市に所有する半導体製造工場
敷地面積 | 約42,000m2 |
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延床面積 | 約40,000m2 |
設備 | 半導体製造装置など(8インチCMOSライン) |
その他、設備稼働に関連するYSC所有の知的財産権
OSCの概要
会社名 | オムロン セミコンダクターズ株式会社 OMRON SEMICONDUCTORS Co., Ltd. |
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事業内容 | 半導体製品の開発、生産および販売 |
役員 | 代表取締役社長 和田 一馬 (前オムロン株式会社業務改革本部業務総括部長) |
資本金 | 15億円(オムロン株式会社100%出資) |
設立 | 平成18年(2006年)12月4日 |
所在地 | 滋賀県野洲市市三宅686番地1 |
従業員数 | 130名(2007年3月30日現在) |
敷地面積 | 約42,000m2 |
延床面積 | 約40,000m2 |
- 詳細お問い合わせ先
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エレクトロニクスコンポーネンツビジネスカンパニー
企画室 広報グループ 渥美 昌之
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