オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-361、オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-362- 4月1日 同時発売 -
- 2006年3月27日
- オムロン ヘルスケア株式会社
オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-361(左)、HBF-362(右)
オムロンヘルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:赤星 慶一郎)は、家庭用健康医療機器の新商品として、測定者の内臓脂肪レベルと体幹皮下脂肪率を同年齢の平均値と比較することができる「オムロン体重体組成計カラダスキャン HBF-361」(以下「HBF-361」)と、皮下脂肪率と骨格筋率を部位別に測定できる「オムロン体重体組成計カラダスキャン HBF-362」(以下「HBF-362」)を、4月1日から発売します。
近年、糖尿病や高血圧・心筋梗塞などの生活習慣病につながる大きな要因として、肥満、特に内臓脂肪型肥満が従来にもまして重要視されています。昨年4月8日に開催された第102回日本内科学会総会では、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会、日本肥満学会、日本高血圧学会、日本循環器学会、日本肝臓病学会、日本血栓止血学会、日本内科学会の8学会より、日本におけるメタボリックシンドローム*1の診断基準が発表され、内臓脂肪型肥満への関心がますます高まっています。
また、理想の体型を目指すダイエットでは、プロポーションのくずれの原因となる皮下脂肪が大きな関心事となっています。皮下脂肪は、一度蓄積されると落とすのが難しいため、日頃の管理が重要になります。
このたび発売する「HBF-361」「HBF-362」は、両手両足による全身測定で、水分の影響を受けることなく体組成を測定することができます。
「HBF-361」は、0.5単位での内臓脂肪レベル*2と体幹(頭部、両腕、両脚を除く胴体部)の皮下脂肪率*3を表示します。また、それぞれが同年齢の平均と比較して*4どのポジションにあるかを、7段階で示します。*5
内臓脂肪レベルは、判定機能を搭載。標準(レベル0.5~10未満)、やや高い(レベル10~14.5)、高い(レベル15~30)の3段階で判定し、結果を緑(標準)、オレンジ(やや高い)、赤(高い)の3色で点滅表示します。
「HBF-362」は、内臓脂肪レベルを1単位表示します。さらに、皮下脂肪率と骨格筋率を、全身と体幹・両腕・両脚の部位別に表示し、それぞれが同じ体格・性別・年齢の平均と比較して*4どのポジションにあるかを、7段階で示します。*5
両機種とも、90日分の測定値を記録し、1日前、7日前、30日前、90日前の測定値を表示するので、体組成の変化を確認することができます。
なお、両機種に搭載されている「体幹皮下脂肪率」は、家庭用体重体組成計としては日本初となります。
*1 メタボリックシンドロームとは、肥満に加えて、高血圧、糖尿病、高脂血症といった、動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患を発症させる危険因子を複数持った状態のこと。その診断基準は、次のとおりです。
【メタボリックシンドロームの診断基準】
■ウエスト周囲径 男性: ≧85㎝、 女性: ≧90cm
上記のウエスト(腹囲)基準に加え、以下の1から3までのうち2項目以上該当するとメタボリックシンドロームと診断されます。
1. 脂質代謝異常:中性脂肪≧150㎎/dL または、HDL(善玉)コレステロール値<40㎎/dL
2. 血圧値:最高血圧≧130 または、最低血圧≧85mmHg
3. 血糖:空腹時血糖値≧110㎎/dL
*2 腹部CTスキャン画像を使って内臓のまわりについている脂肪面積の大小をレベル化したもので、当社独自の推定式により算出されます。内臓脂肪レベル1はおよそ内臓面積10 cm2に相当します。なお、内臓脂肪面積が100 cm2を超えると、生活習慣病発症リスクが高まるといわれています。
*3 皮下脂肪率とは、体重のうち皮下脂肪の重さが占める割合のことです。HBF-361では、腹部の脂肪をより詳しく知るために、体幹(頭部、両腕、両脚を除く胴体部)の皮下脂肪率を測定・表示します。
*4 内臓脂肪レベルと体幹皮下脂肪率の「同年齢比較」、および皮下脂肪率と骨格筋率の「ポジショニングチェック」は、ダイエットのモチベーションを高めるためのものであり、健康度を判定するものではありません。
*5 内臓脂肪レベル、皮下脂肪率、骨格筋率の平均値は、当社独自データによるものです。
詳細は以下の通りです。
<「HBF-361、HBF-362」の商品概要 >
主な特長
1.新開発のマウスピースを採用(全機種共通)
内臓脂肪レベルと体幹皮下脂肪率を測定し、それぞれの数値が同年齢の平均値と比較してどのポジションにあるかを、7段階で表示します。
内臓脂肪レベルは、0.5単位で細かく表示するとともに、標準(レベル0.5~10未満)、やや高い(レベル10~14.5)、高い(レベル15~30)の3段階で判定し、結果は、緑(標準)、オレンジ(やや高い)、赤(高い)の3色で点滅表示します。
2. 皮下脂肪率と骨格筋率を、部位別に測定(HBF-362)
皮下脂肪率と骨格筋率を、体幹・両脚・両腕の部位別に表示し、それぞれが同じ体格・性別・年齢の平均と比較してどのポジションにあるかを7段階で表示する「ポジショニングチェック機能」を搭載しました。
3. 測定値の変化が確認できる、メモリー機能(HBF-361、HBF-362)
90日分の測定値を記録し、1日前、7日前、30日前、90日前の測定値を表示するので、体組成の変化を確認することが出来ます。
4. 全身測定で、水分の影響を受けることなく体組成を測定(HBF-361、HBF-362)
カラダスキャンは、両手・両足の電極から全身に流した微弱電流による電気抵抗値と、身長・体重・年齢・性別を、CTやMRI等を使って独自に収集した人体の基礎データから作った推定式(アルゴリズム)により、体脂肪率や内臓脂肪レベル、骨格筋率などを算出しています。
体内の水分は、日内で1日の内で徐々に下半身に溜まってしまう傾向にあるため、朝と夕方では上半身と下半身の水分比率は変化してしまいます。よって、上半身または下半身だけに微弱電流を流しては、水分変動の影響を大きく受けてしまいます。しかし、カラダスキャンは全身の電気抵抗値を取っているので、体内水分の変化といった日内変動の影響を受けにくく、より正確に体組成を測定します。
5. 入力操作や結果確認が簡単(HBF-361、HBF-362)
表示画面搭載の操作部は、本体から取り外すことができるため、入力操作や測定結果の確認を手元で行えます。
参考:測定項目一覧
HBF-361 | HBF-362 | |
体重(100g単位) | ○ | ○ |
体脂肪率(0.1%単位) | ○ | ○ |
体脂肪率判定 (低い/標準/やや高い/高い) |
○ | ○ |
内臓脂肪レベル(30段階) | ○(0.5単位) | ○(1単位) |
内臓脂肪レベル同年齢比較(7段階) | ○ | |
内臓脂肪レベル判定 (標準/やや高い/高い) |
○ | ○ |
皮下脂肪率(0.1%単位) | ○(体幹のみ) | ○ |
部位別皮下脂肪率 (体幹・両腕・両脚) |
○ | |
部位別皮下脂肪率ポジショニングチェック
(7段階) |
○ | |
骨格筋率(0.1%単位) | ○ | ○ |
部位別骨格筋率 (体幹・両腕・両脚) | ○ | |
部位別骨格筋率ポジショニングチェック
(7段階) |
○ | |
基礎代謝 | ○ | ○ |
BMI | ○ | ○ |
体年齢 | ○ | ○ |
主な仕様
HBF-361
販売名 | オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-361 |
表 示 |
|
設定項目 |
* ゲストではかる場合は、個人データはその都度設定します。 |
体重計精度 |
|
電 源 | 単3形マンガン乾電池4本(R6) [単3形アルカリ電池(LR6)もご使用になれます] |
電池寿命 | 約1年(単3形マンガン乾電池<黒>使用・室温23℃、1日4回測定時) |
使用環境温湿度 | +5~+35℃ 30~85%RH |
保管環境温湿度 | -20~+60℃ 10~95%RH |
質 量 | 約2.5kg(乾電池含む) |
外形寸法 | 幅約300mm×高さ約53mm×奥行き約331mm |
付属品 | お試し用乾電池(単3形マンガン乾電池4本)、 取扱説明書(品質保証書付き)、別冊「活用ハンドブック」 |
JANコードNO. | 4975479602795 |
*本製品では、18才未満の方の内臓脂肪レベル、体幹皮下脂肪率、体年齢および同年齢比較は表示されません。
HBF-362
販売名 | オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-362 |
表 示 |
|
設定項目 |
* ゲストではかる場合は、個人データはその都度設定します。 |
体重計精度 |
|
電 源 | 単3形マンガン乾電池4本(R6) [単3形アルカリ電池(LR6)もご使用になれます] |
電池寿命 | 約1年(単3形マンガン乾電池<黒>使用・室温23℃、1日4回測定時) |
使用環境温湿度 | +5~+35℃ 30~85%RH |
保管環境温湿度 | -20~+60℃ 10~95%RH |
質 量 | 約2.6kg(乾電池含む) |
外形寸法 | 幅約304mm×高さ約54mm×奥行き約329mm |
付属品 | お試し用乾電池(単3形マンガン乾電池4本)、 取扱説明書(品質保証書付き)、別冊「活用ハンドブック」 |
JANコードNO. | 4975479602801 |
本製品では、18才未満の方の内臓脂肪レベル、体年齢およびポジショニングチェックは表示されません。
メーカー希望小売価格
HBF-361 オープン価格
*想定市場価格 15,000円前後
HBF-362 オープン価格
*想定市場価格 17,000円前後
販売目標
HBF-361 初年度 10万台
HBF-362 初年度 11万台
オムロン体重体組成計 カラダスキャン HBF-362
- 詳細お問い合わせ先
- オムロン ヘルスケア株式会社
E-mail : pr_ohq@omron.co.jp - 詳細お問い合わせ先
- *一般の方のお問い合わせ先 *
オムロン ヘルスケア お客様サービスセンター
フリーダイヤル:0120-30-6606
(受付時間 9:00~19:00[祝日を除く月~金])
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