• 2020年03月24日
• 宇城市
  オムロン株式会社

熊本県 宇城市とオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社（以下：OSS）は、地域課題を新たな技術で解決するSociety5.0の社会を相互に連携協力して取り組むため、包括連携協定を締結します。
この協定を通じ、高齢化・人口減少が進む地域社会において、新しい技術を導入し自律的で、持続可能な仕組みを目指す宇城市と、先進的な技術開発力、保守・運用サポートなどで社会的課題を解決するOSSが、共同で新たなまちづくりに取り組んでまいります。

宇城市はRPAを全国の自治体でもいち早く取り入れたことを契機に、昨年度IoT実装計画を策定しAI‐OCRの導入やキャッシュレス化などの取り組みを進めスマート自治体の構築を目指しています。
これらに加え今後は、公共インフラ管理に新技術の実装、SDGsの観点からのエネルギー循環、公共交通の効率化に向けたAIや５G等の技術等を検討し、市民生活の面でもSociety5.0の実現を実感できるよう先端技術を持つOSSと協同で取組を進めます。
OSSは、これまで培ったソーシャルオートメーション事業のノウハウを活かし、日本の地方都市の課題解決を通じて、誰もが安心・安全・快適に生活できる社会の実現を目指します。

1. 連携事項

1　宇城市版Society5.0の実証に関すること
2　地域資源を活用した「まち」、「ひと」の活性化に関すること
3　再生エネルギー等の取組によるSDGsの推進に関すること
4　健康分野での新技術の導入・活用に関すること

2. 当面の取組予定

1　新しく建設中の防災拠点センターの管理をIoT技術を活用し、遠隔での監視や自律移動型サービスロボットの導入
2　公共施設に再生エネルギーや蓄電池などを活用したエネルギーマネジメントシステムの導入

3. 中長期的な取組予定

AIを使った高齢者見守り、健康管理、デマンドバス予約、地域通貨の活用と一体的な仕組みの構築　（下図参照）