これまでは研究開発プロジェクトの一環としてデータベース構築を担ってきましたが、そこで培った経験やノウハウとチームメンバーの強みを活かし、今後は自分でも新しいプロジェクトを立ち上げたいと思っています。そのためにはプロジェクト管理能力などまだまだ不足しているところもありますが、周囲に学び、リーダーとしてチームをまとめていけるよう、自分の力を高めていきたいです。
また、聴覚障がいについて、社内では不便に感じることはほとんどありませんが、出張等では賑やかな場所での言葉の聞き取りなど、まだ課題もあります。そこをどう工夫していくかも積極的に考えていきたいと思っています。
オムロンを一言で表すと、「誠実さ」だと私は思っています。
障がい者就労に対しても真剣に向き合っている会社です。障がいがある場合でも、まずそのことは一旦忘れ、その上で自分がどんな仕事をしたいのか、どんな人間になりたいのかを考え、思いをぶつけてみるのが良いと思います。解決策は、周囲と一緒に考えていくことができるからです。
またオムロンでは、障がい者に限らず、国籍やライフスタイル、ジェンダーなど多様な社員が働いています。そのなかで、障がい者もサポートされるだけではなく、自分だからこそできることを見つけ、取り組んでいくことが大事だと思っています。例えば、私は聞き取りが苦手だけれど、自分が得意なことで、周囲が苦手なことを補えるシーンもあると思っています。
大切なのは、お互いにWINWINの関係であること。どんなときでも自分のポテンシャルを信じて、お互いに助け合いながら働いていきたいと考えています。