画像処理の研究開発の
第一人者として
オムロンのAI技術戦略を牽引

柳川 由紀子Yukiko Yanagawa

技術・知財本部 デジタルデザインセンタ
デジタルデザイン部 技術専門職 博士(情報科学)
情報科学研究科 / 2004年入社(新卒) / スペシャリスト

My Career

キャリア

入社後、技術本部(現:技術・知財本部) センシング研究所に配属され、画像処理技術の開発に専任。2度の社外企業への出向を経験するとともに、社会人ドクターとして就業しながら博士号を取得。現在、技術専門職としてオムロンの幅広いAI技術活用を追究している。

ー オムロンを知ったきっかけ・入社した理由

興味を持った画像処理の
研究を続けられる

私は学部と修士で異なる大学に通い、どちらも画像処理関連の研究を行っていました。オムロンは学部時代の研究室の先輩が複数名就職していたので会社について知っていましたし、ちょうど私の就職活動時に画像処理技術者の採用を行っていたこともあって志望しました。入社の決め手となったのは、先輩社員の皆さんが楽しそうに仕事をしているのを目にしたことと、研究室に訪問いただいたオムロンの先輩社員から紹介していただいた当時先進の顔画像センシング技術がとてもおもしろそうに思えたことです。

オムロンを知ったきっかけ・入社した理由

ー 現在の仕事内容

AIと画像処理に関する
さまざまな領域で技術を活かす

現在はオムロンのAI領域の技術専門職として、全社横断でのAI技術戦略の立案やAI人財の育成計画立案、AI関連テーマのアドバイザーなどを担当しています。入社して以来、画像処理分野一筋で携わってきましたが、昨今はその技術的進化を図る上でAIが切り離せなくなっています。そうした状況に合わせてオムロンの各事業や業態に適したAI活用を計画し、AI の知識と人の知識を相乗させて高精度なアルゴリズム開発(=問題解決方法の探索・立案)を可能にしていくことが私のミッションです。

現在の仕事内容

ー 仕事のやりがいについて

社外で得た知識と人脈で
自社技術を高めるおもしろさ

まずは自分が関わった技術が製品になって使われ、世の中で役立っていることにやりがいを感じます。また新しい技術に触れ、社内外で活躍する人と知り合うことにとても刺激を受けています。とくに社会人ドクターとして勉学や研究に励むことは、技術力を高めることはもちろん、多様な出会いや刺激が私自身の財産になりました。そうやって外の世界で見聞きしたことを積極的に自社の技術に取り入れるのが私の仕事スタイル。オムロンでは国内外の展示会や学会などさまざまなところで発表や情報収集をするなど知識の幅を広げるチャンスがあり、それも大きなモチベーションにつながっています。いろいろな場所に出かけて知らないことを知るのは凝り固まった自分の考えを壊すきっかけにもなりますし、そうなるとさらに頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

仕事のやりがいについて

今後、チャレンジしたいこと

技術経営の知識を
習得しオムロンの一層の
技術知名度向上へ

直近ではMOTの資格取得を目指しており、社内制度を活用して新たに専門職大学院に通っています。これから2年間努力して技術経営を学び、オムロンの技術戦略の立案につなげていきたいと考えています。もう一つの目標は、オムロンの画像処理技術およびAI技術に関して社会での認知をより高めていくこと。過去から画像処理分野で一定の知名度を得てきましたが、今後は、AI技術への先進的な取り組みを合わせることで、オムロンの技術力と知名度をさらに向上させたいと思っています。

一日のスケジュール

08:45

出社

メールとTeamsのチェック、1日の会議予定の確認。

09:00

業務開始

業務を開始し、まず事務作業の対応。

10:00

デスクワーク

最新の技術動向やニーズなどを調査。

12:00

昼休み

持参したお弁当で昼食。

12:45

デスクワーク

戦略の考案と、資料作成。

14:30

ミーティング

プロジェクトの週次ミーティングなど。

16:30

ミーティング

共同研究先との打ち合わせ、社外委員会の会議など。

18:00

業務終了

帰宅後、食事をつくり夕食。

ワークライフバランスを
保つために工夫していることは?

現在は週に半分ほど在宅勤務制度を利用しており、それによって出勤時間を勉強や体力温存に使うことができています。またフレックスタイム制度を活用して早めに始業し、昼休みを長く取って話題のお店へランチを食べに行ったりして息抜きしています。
また、年に数回は国内外に旅行に出かけるのもよいリフレッシュになっています。

ワークライフバランスを保つために工夫していることは?

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