企業年金のしくみ:代行返上について

代行返上について

オムロン厚生年金基金における代行返上について

平成17(2005)年5月1日、オムロン厚生年金基金は制度変更を行いました。

オムロン厚生年金基金では、厚生年金保険料の一部を国に代わって運営しオムロン厚生年金基金の給付として支給してきましたが、この代行部分の給付義務と積立金を国に返還いたしました。これを「代行返上」といいます。

これにより、代行部分の年金は国から「老齢厚生年金」として支給されます。また、代行部分に厚生年金基金が上乗せして給付していた「上乗せ部分」、厚生年金基金独自の給付である「加算部分」は、それぞれオムロン企業年金の「標準年金」「基本上乗せ年金」として引き継がれ、三菱UFJ信託銀行から支給されます。

この制度変更は代行部分の支払い元がオムロン厚生年金基金から国に代わるだけであり、加入者ならびに受給待期者、受給者のみなさまの年金総支給額は変わりません。

※代行返上時に上乗せ部分を一時金で受け取った方、平成17(2005)年5月1日以降に入社された方は、基本上乗せ年金の支給はありません。

代行返上に伴う年金支給減の変更