文部科学省が発行する「令和6年版 科学技術・イノベーション白書」に、牛久祥孝のコラムが掲載

OMRON SINIC X Corporation
出典:文部科学省(科学技術・イノベーション白書の表紙)

文部科学省から「令和6年版 科学技術・イノベーション白書」が2024/6/11に公開されました。本白書は、科学技術・イノベーション基本法に基づき、政府が科学技術・イノベーション創出の振興に関して講じた施策を報告するもので、第1部ではその年の話題を特集し、第2部では年次報告を行う2部構成になっています。

 その第1部に、Vice President for Research 牛久 祥孝のコラムが掲載されています。コラムでは、牛久がプロジェクトマネージャーを務める、国立研究開発法人科学技術振興機構(Japan Science and Technology Agency: JST)が推進するムーンショット型研究開発事業の研究開発プロジェクト「人と融和して知の創造・越境をするAIロボット」* について紹介しています。


◆令和6年版科学技術・イノベーション白書
 第4章 AIの多様な研究分野での活用が切り拓ひらく新たな科学
 コラム1-5 ムーンショット目標3「人と融和して知の創造・越境をするAIロボット」(p.49掲載)
 https://www.mext.go.jp/content/20240611-ope_dev03-000036120-5.pdf


 

白書公開を受け、牛久は以下のとおりコメントを寄せています。

「AIの科学技術・イノベーションとしてAI for Scienceが大きく取り上げられ、その中で我々のムーンショットプロジェクトをコラムとして取り上げて頂いたのは大変恐縮であるとともに、非常に嬉しく思います。第4章にコラムとして取り上げられていたもう一つの事項はノーベル・チューリング・チャレンジで、私も日本開催の際にはお手伝いしましたが、世界的にも色々な国家プロジェクトや企業での研究が進んでいることが情報共有されました。こうした国際的な議論や連携にも引き続き関与しながら、我々ならではのAI for Scienceの研究開発を進めていきたいと考えております。」

Yoshitaka Ushiku 牛久 祥孝_OMRON SINIC X Corporationc
Vice President for Research
牛久 祥孝

*ムーンショット目標3 2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現- 科学技術・イノベーション – 内閣府 (cao.go.jp)

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