ヒューマンインタフェースシンポジウム2024にて、優秀プレゼンテーション賞を受賞

ヒューマンインタフェースに関わる研究者やユーザーが一堂に会する、ヒューマンインタフェース学会最大のイベント「ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」が、2024年 9月18日(水)から20日(金)にかけて京都大学 吉田キャンパスで開催されました。本シンポジウムにて、東京大学 葛岡・谷川・鳴海研究室との共同研究で、弊社Principal Investigatorの吉田 成朗と橋本 敦史らの研究グループが発表した論文が、「優秀プレゼンテーション賞(審査員による選考)」を受賞しました

<受賞論文>
遠隔雑談を誘発するためのゲイズロボットの開発
Developing a Gaze Robot to induce Remote Casual Conversation
アイヤ ドゥルーヴ, 西本 和貴, 鈴木 嵩茂(東京大学),
吉田 成朗, 橋本 敦史(オムロンサイニックエックス), 葛岡 英明(東京大学)

本研究では、オフィスと在宅勤務が混在するハイブリッド環境では雑談が発生しにくいという課題において、雑談を誘発するロボットの開発を目指しています。在宅勤務している人の代理となるロボットがオフィスに設置され、ロボットの見た目や振る舞いによって雑談を誘発することを狙います。ホロウマスク錯視*を発生させる目を持つロボットを用い、周囲の人に「見られている感覚」を生じさせることで、雑談を引き起こせるか検討しています。
なお、本研究はJSPS科研費 JP23K18487の助成を受けたものです。

*ホロウマスク錯視:凹面の顔が、凸面の通常の顔として認識される錯視現象のひとつ。

 

 
受賞時の様子

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